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【獣医師が解説】猫のフィラリア、感染経路と検査、予防法は?|ねこのきもち
飼い主さんも猫自身も気づかぬうちに、体に忍び込む寄生虫。そのなかでも、診断がつきにくく、寄生されると重篤な状態になることがあるのが「フィラリア」。犬だけの寄生虫と思っている人もいますが、猫もかかります。そんな、恐ろしい「フィラリア」という寄生虫について獣医師が解説します。
田草川 佳実 先生
聖母坂どうぶつ病院副院長
北里大学獣医畜産学部(現 獣医学部)獣医学科卒業
●資格:獣医師/認定こいぬこねこ教育アドバイザー(JAHA認定)/General Practitioner Certificate IN Small Animal Surgery(小動物外科学)
●所属:日本獣医動物行動研究会/日本獣医がん学会/日本獣医腎泌尿器学会
猫のフィラリアってどんな寄生虫?
猫のフィラリアの感染経路は?
1 蚊が犬を吸血、ミクロフィラリアを取り込む
イヌ科の感染動物の血液中には、ミクロフィラリア(仔虫)がたくさんいます。蚊は、その動物を吸血した際に、ミクロフィラリアを自分の体内に取り込みます。
蚊の体内に取り込まれたミクロフィラリアは、蚊の体内で「感染幼虫」と呼ばれる、次のステージへと成長します。
蚊が猫を吸血した際に、感染幼虫はその体内に入り、移動しながら発育して、最終的に肺の血管内で成虫になります。
猫のフィラリアが寄生する場所は? そして初期症状は?
猫の場合の症状:咳、食欲不振、嘔吐、下痢など
猫のフィラリアの検査・治療は?
猫のフィラリアを予防するには?
猫のフィラリアの予防・駆除剤の投与期間は?
まとめ
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