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マンチカンの特徴・性格・飼い方

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短い足と、キュートな丸顔が印象的なマンチカン。体型の割にジャンプ力に優れ、活発で甘えん坊ともいわれるマンチカンの特徴や性格、歴史やかかりやすい病気について、ご紹介します。

マンチカンの特徴・魅力 

短い足と、まんまるな顔が愛らしいと、急激に人気が高まってきたマンチカン。アメリカのルイジアナの路上で保護されたのがルーツといわれています。足は短いものの、ジャンプ力に優れていて、低い姿勢で元気に駆け回る姿は、「猫のスポーツカー」と呼ばれます。短毛のイメージが強いですが、長毛もいます。

マンチカンの歴史

マンチカンは突然変異による自然発生の猫種ですが、1983年、アメリカ・ルイジアナで計画交配されるようになりました。足が短い特殊な体型から交配に反対する論争が巻き起こり、猫種認定についてはまだ論争中で、主要な登録団体のすべてが公認しているわけではありません。しかし一部の団体からは「新種」として認定されています。 『オズの魔法使い』に登場する背の小さいマンチキン族になぞらえてマンチカンという名前になったという説もあります。

マンチカンの外見上の特徴 

マンチカンの特徴といえば、やはり短い足。あまりにもユニークなその見た目から、健康上の問題が注視されたこともありますが、検査の結果、健康体であることが確かめられています。ただし、マンチカン同士の交配は骨格や関節などに発症する遺伝病の危険もあるため、猫認定団体は、ミックス(ドメスティック)との交配のみ認めています。運動は苦手なのではと懸念されることもありますが、見た目と反してジャンプや走ることが得意。ただし、後ろ足の短さから、跳躍力はほかの猫種に比べて制限されます。飛ぼうとして後ろ足だけの「2足直立」をすることがあります。短毛も長毛も毛質は細くやわらかい直毛で、触り心地がいいのが特徴です。長毛でも、もつれやすい毛質ではないので、ほかの長毛の猫種に比べてお手入れはしやすいでしょう。異種交配の関係でマンチカンには、さまざまな毛色や毛柄が生まれます。しかし傾向として、クラシック・タビー(両脇腹に丸い輪の縞模様がある、和名は雲型)、マッカレル・タビー(体の両側に縦の縞模様が切れ目なく入っている)や、バイカラー(レッド&ホワイト、ブラック&ホワイトなど有色と白の組み合わせ)が多く見られます。

※写真:まいにちのいぬ・ねこのきもちアプリの投稿写真より

マンチカンの性格

・活発で社交的
異種交配の関係のためか性格は多種多様ですが、傾向として、活発で社交的なタイプが多いです。警戒心より好奇心が上回るタイプが多いので、イタズラ好きな面もあります。

・甘えん坊
マンチカンの傾向として、特に飼い主さんに対しては、すぐすり寄ってくる、甘えん坊な一面もよく見られます。

・順応性が高い
他の猫種に比べて、赤ちゃんや猫、他の動物とも良好な関係を築けることができ、協調性や順応性が高いといわれています。

マンチカンを飼うのに向いている人

社交的で甘えん坊なので、猫とコミュニケーションをたくさん取りたい人向き。飼いやすいので、初めて猫を飼う人にもおすすめです。活発なだけに、イタズラが心配な面も。お留守番させる際には、危険と思われるものは片付け、倒れると壊れる陶器やガラス製品などは置き場所を工夫して出かけましょう。

マンチカンのハウス・ゲージなど住む場所・飼育環境

猫の健康のためにも、屋内飼育がおすすめです。猫は基本的に夜行性の動物なので、日中は寝て過ごすことが多いため、安心して寝られるスペースを用意してあげましょう。マンチカンは活動的ゆえに、留守番させるときは、入って欲しくない場所には行けないよう制限し、誤食につながるような細かいものなどは片付けておきましょう。

マンチカンの食事

主食には、フードと水のみで栄養のバランスがとれるように作られている、総合栄養食を与えましょう。一般食は、栄養バランスよりも食いつきを重視しているため、主食には不向きです。フードのパッケージの裏に総合栄養食と記載されているものを選んで。猫は、成長や年齢ごとに必要とされる各栄養素の量が異なります。「子猫用」「成猫用」「シニア猫用」「体重管理用」など、年齢と目的に応じたフードを与えましょう。また、猫はもともと飲水量が少なくても生きていける体の構造ですが、そのぶん、結石症や腎臓病にかかりやすいので、水は容器に入れて常に飲めるようにしておきましょう。
※注意:足が短いため太り過ぎは足に負担がかかります。

マンチカンの遊び方

活発なマンチカンは、遊ぶのが大好き。お気に入りのおもちゃを使うなどして、1日に最低でも5~10分以上は集中して遊んであげましょう。また、猫は高いところに上る習性があり、屋内という限られた空間でも、立体的な上下運動をさせるようにして。猫ができるだけ自由に活動できるようにしますが、足が短いので高い場所に登る工夫はやめて低めに設定したりねこタワーなどを置くのがよいでしょう。足が短いので、ある程度の年齢になったら、よく上る場所にはステップを付けてあげるなどするといいですね。

マンチカンのお手入れ

細くやわらかい直毛の毛質なので、ブラッシングはスムーズにでしょう。換毛期には、短毛も1日1回はブラッシングしてあげると健康維持にもつながります。飼い主さんとのコミュニケーションを求める傾向にあるマンチカンにとって、ブラッシングもまるでご褒美のような感覚かもしれません。

マンチカンが気をつけたい病気・寿命

・手首と足首の関節に骨でできたこぶが形成されてしまう「小人症及び骨軟骨異形成症」
・短い足が体重を支え切れなくなって、骨と骨との間にありクッションの役割を果たす椎間板が飛び出して末梢神経を圧迫する「椎間板ヘルニア」
・胃や腸など消化器官内に毛玉ができ、詰まってしまう「毛球症」
・尿路内に石が形成され、血尿や膀胱炎の原因になる「尿石症(ストルバイトおよびシュウ酸カルシウム)」

監修 高野八重子先生

CFAオールブリード国際審査員。

サンフラワーキャットクラブセクレタリー、
ヤマザキ動物専門学校において「ネコ学・審査とグルーミング」の講義を担当。
著書に「猫の教科書」(緑書房 高野賢治氏との共著)、「猫の手入れがわかる本」(誠文堂新光社)などがある。
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