猫と暮らす
UP DATE
「サバトラ」と「キジトラ」の違いは何?
サバトラの模様はキジトラと同じ
サバトラ柄の模様は、キジトラ柄や茶トラ柄と同じく、魚のサバに似ているのでマッカレル(英語で魚の「サバ」の意味)タビーと呼ばれています。「毛色をシルバーにする」遺伝子が働いていて色もサバに似ていることから、日本では「サバトラ」と呼ばれるようになったよう。歴史的に見ると、戦後に海外から入ってきた洋猫との交配で生まれた可能性が高く、日本では数が少なめです。
サバトラの性格は?
サバトラは、遺伝的に、猫の祖先といわれるリビアヤマネコにも、人為的に誕生した洋猫にも似ています。そのため、野性的で慎重かつ活発な性格の猫が多いようです。
「サバトラ」と「キジトラ」はこうやって見分ける
サバトラ柄とキジトラ柄との違いは地色です。どちらもしま模様部分は黒ですが、キジトラは地色が全体的に茶色、サバトラは銀色になります。背中周りは色が濃くなり、その差が表れやすいです。
左がキジトラ、右がサバトラです
監修者・石原さくらさんってこんな人
「ねこのきもち」でおなじみの猫フォトグラファー・石原さくらさん。カメラマンだけではなく、1級愛玩動物飼養管理士の資格を持ち、世界最大の血統登録機関TICA傘下の東京キャットクラブ(TCC)会員という、いわば“猫のプロ”。キャットショーにも参加しているので、猫の毛柄についてと~ってもくわしいのです。
出典:「ねこのきもち」2015年12月号『麗しのKEGARAファイル』
出典:「ねこのきもち」2015年12月号『麗しのKEGARAファイル』
CATEGORY 猫と暮らす
UP DATE