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猫の心臓病~原因と対策・食事療法

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心臓病は猫によくみられましたが、総合栄養食のフードの普及で、近年減っています。とはいえ、なってしまうと、体じゅうに悪影響が。正しい知識で、愛猫の健康に気を配りましょう。療法食を食べない、切り替えがうまくいかないといったことへの対応についてもまとめています。

ナトリウムの摂取制限食は、ゆっくり切り替える。

 かつて、猫には心筋症という心臓病がよくみられました。これは猫の必須栄養素であるタウリンが欠乏すると起きやすくなる拡張型心筋症で、栄養バランスがとれた総合栄養食のキャットフードが普及したことで、激減しました。
 心臓の機能に障害が起こると血液の流れが滞り、体じゅうに悪影響が出ます。この状態を心不全といいます。血液の循環が滞ると、ナトリウムや水分が体内にたまるため、ナトリウムの摂取を大幅に制限する食事療法がとられます。ナトリウムの摂取が急に減ると、体がナトリウムを保持しようとするので、フードの切り替えは1〜2週間かけてゆっくり行う必要があります。

心臓病用の食事はおいしくない!? 食べてもらえる工夫。

 心不全になると、ナトリウムが制限された、今までとは味の異なる食事をとることになります。また、高齢期で食に頑固になっていて、食事の切り替えが思うように進まないことがあります。このため、以前のフードにほんの少し混ぜるところから始め、1~3週間かけて切り替えるとよいでしょう。また、フードを温めたり、塩分を含まない鶏肉のスープをかけたりして風味を良くする工夫も、効果があります。
 食欲が落ちている場合には、少しずつ何回にも分けて与えましょう。塩分が多いおやつや人の食べ物は、できる限り禁止します。
 どうしても食事をしない場合は、栄養が不足して病気の進行を早める可能性があります。獣医師から、効果の似た腎臓病や高齢期用の療法食などでの代用を、勧められる場合もあります。

引用元:ねこのきもち『愛猫の栄養学事典』

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