猫と暮らす
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猫の心臓病~原因と対策・食事療法
ナトリウムの摂取制限食は、ゆっくり切り替える。
心臓の機能に障害が起こると血液の流れが滞り、体じゅうに悪影響が出ます。この状態を心不全といいます。血液の循環が滞ると、ナトリウムや水分が体内にたまるため、ナトリウムの摂取を大幅に制限する食事療法がとられます。ナトリウムの摂取が急に減ると、体がナトリウムを保持しようとするので、フードの切り替えは1〜2週間かけてゆっくり行う必要があります。
心臓病用の食事はおいしくない!? 食べてもらえる工夫。
食欲が落ちている場合には、少しずつ何回にも分けて与えましょう。塩分が多いおやつや人の食べ物は、できる限り禁止します。
どうしても食事をしない場合は、栄養が不足して病気の進行を早める可能性があります。獣医師から、効果の似た腎臓病や高齢期用の療法食などでの代用を、勧められる場合もあります。
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