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ワクチンを打っても完全には防げない!?「猫白血病ウイルス感染症」とは
長く飼っている猫はもちろん、とくに子猫や飼い始めに気をつけたい感染症のうち、この記事ではワクチンを打っていても完全には防げない「猫白血病ウイルス感染症」について解説します。
猫白血病ウイルス感染症(FeLV)ってどんな病気?
原因となる「猫白血病ウイルス」は、感染すると4年以内に貧血やリンパ腫などの症状をもたらし、死に至らせます。
①発熱やリンパ節が腫れるなどの軽い症状が出る(急性期)→【感染】
②症状がなくなり、通常通り元気に過ごせる(無症候キャリア)
③貧血や血液のがんなど、さまざまな症状が表れる→【発症】
子猫・飼い始めが要注意な理由は?
子猫がウイルスにさらされた場合、80~100%の確率で無症候キャリア期を経て発症。初めての感染の場合が多いので発症しやすく、命を落とすこともあるのです。
しかし、感染猫との接触をもたなければ、感染を防ぐことができます。
もし愛猫に異変が見られたら、いち早い段階で気づいてあげて、動物病院につれて行ってあげてくださいね。
出典/「ねこのきもち」2016年5月号『子猫や飼い始めは要注意シリーズ② 防げる? 治せる? 付き合える? 意外と知らない ねこの5大感染症』
文/Honoka
※写真はアプリ「まいにちのいぬ・ねこのきもち」にご投稿いただいたものです。
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