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猫の性別でこんなに違う?"オス猫"を『満足させる』ためにできること5つ

こんなに違う?オス猫とメス猫の行動

撮影/中川文作
オスとメスを比較してみると、見た目はもちろん、行動・性格にも違いがあります。
まずは飼い主さんへのアンケートの結果、とくに顕著に見られたオスの特徴から紹介します。

例えば…
来客があったとき→
 「オスは自ら近付く」がメスは“幻の猫”になってしまう
1匹でいるとき→ 
 「オスはウロウロと落ち着かない」のにメスはじっとしている
おもちゃを出したとき→ 
 「オスはおもちゃを見ただけで遊びたがる」がメスは動きを見てようやく反応する
飼い主さんが出かけようとしたとき→ 
 「オスはかまわれたくて邪魔する」がメスはマイペース
などなど

今回はその結果をふまえ、「ペット問題行動クリニックBLISS」獣医師の菊池亜都子先生にオス猫を満足させるポイントを教えていただきました。

オスらしい行動から考える、こうすると満足度UP

オス猫らしい行動から、私たちの接し方考えると「オス猫が喜ぶ5つのこと」が見えてきます。
撮影/中川文作

早食いしがちだからフードを1日3回以上に分けて与える

撮影/中川文作
オスはメスより必要なフード量が多いうえ、早食いなので、一気に食べて吐くケースが多い
もの。
1日の適正量を守りながら、3回以上に分けて与えましょう。食事は大きな喜びなので、その回数は多いほうが満足度がアップします。

新しいもののチェックが好きだから心ゆくまで調べさせる

撮影/中川文作
好奇心が強く、新しいものに興味をもちやすいオス。
ニオイを嗅ぐなどして調べることが、いい刺激にもなります。段ボール箱などはあえて出しっぱなしにしておき、気がすむまでチェックさせて。

留守番時に飼い主さんのニオイで安心できる場所をつくる

過剰に甘えん坊なオスの場合、留守番に不安を感じるケースも。
不安を緩和させるため、飼い主さんのニオイが付いたものを寝床に敷くなどして、安心して過ごせる居場所をつくりましょう。

運動欲求が強いので全身を使った遊びをする

オスは体を動かすことが好きなので、毎日欠かさず、全身を使った運動量の多い遊びをさせましょう。
ボールを遠くまで投げて走らせたり、じゃらしおもちゃで猫タワーを上り下りさせたりすると〇。

オスが喜ぶスキンシップをする

撮影/中川文作
顔から出ているフェロモンを、何かにスリスリとこすり付けるのがオスは好きです。
ここを刺激すると喜ぶので、両手の親指でフェイスラインをやさしくなでてみて。
トロ~ンとした気持ちよさそうな表情になりますよ。
いかがでしたか?
オス猫が喜ぶ5つのこと、どれも簡単にできることばかりです。
たくさん喜ばせて、飼い主さんとのいい関係づくりに役立ててくださいね。
お話しを伺った先生/「ペット問題行動クリニックBLISS」菊池亜都子先生
参考/「ねこのきもち」2020年4月号『見た目や病気だけじゃない! アノ行動にもじつは違いがあった! イマドキのオスとメス』
文/Betty
撮影/中川文作
撮影協力/保護猫カフェ「CAT LIVING」
構成/ねこのきもちWeb編集室
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