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猫が喜ぶ・嫌がる「撫で方」|触ってできる健康チェックを獣医師が解説
愛猫とのスキンシップの際、体を撫でてあげることがありますよね。そのとき、愛猫が喜ぶ撫で方をしてあげられているでしょうか?
今回は、猫が撫でてほしいときに見せるサインや、喜ぶ・不快に思う撫で方について、ねこのきもち獣医師相談室の濵口美香先生が解説します!
さらに、触ってできる健康チェックの方法も伝授していただきました!
今回は、猫が撫でてほしいときに見せるサインや、喜ぶ・不快に思う撫で方について、ねこのきもち獣医師相談室の濵口美香先生が解説します!
さらに、触ってできる健康チェックの方法も伝授していただきました!
猫が「撫でてほしい」と思っていそうなときのサイン
猫が喜ぶ撫で方は、まず「撫でてほしい」と思っているときに撫でてあげることです。撫でてほしいときのサインとしては、以下のようなしぐさが挙げられます。
- 自分から近寄ってくる
- 体をすりつけてくる
- 喉を鳴らして近づいてくる
- お腹を見せて寝転がる
ただ、これらのしぐさには別のサインの可能性もあります。
例えば、お腹をゴロンと見せる姿勢については「かかってこい!」という遊んでほしいサインの場合も。
蹴り蹴りされたり噛みつかれたりすることもあるので、そんな時はぬいぐるみで戦いごっこをするなど、存分にストレス発散をしてあげる必要があります。
「撫でて!」のサインなのか、その他のサインなのかをバッチリ見極めてあげられるように、日々の観察はとても大切です。
例えば、お腹をゴロンと見せる姿勢については「かかってこい!」という遊んでほしいサインの場合も。
蹴り蹴りされたり噛みつかれたりすることもあるので、そんな時はぬいぐるみで戦いごっこをするなど、存分にストレス発散をしてあげる必要があります。
「撫でて!」のサインなのか、その他のサインなのかをバッチリ見極めてあげられるように、日々の観察はとても大切です。
猫が「気持ちいい」「嬉しい」と感じる撫で方
猫を撫でるときは、高い位置からではなく姿勢を低くして撫でるほうがよいです。また、猫にリラックスしてもらうために、撫でられて喜ぶ場所を知っておきましょう。
猫によっていろいろな好みがあり、撫でる場所によっても好みの撫で方は変わります。猫の機嫌をよく観察しながら、お気に入りの撫で方を把握しておくとよいですね。
猫によっていろいろな好みがあり、撫でる場所によっても好みの撫で方は変わります。猫の機嫌をよく観察しながら、お気に入りの撫で方を把握しておくとよいですね。
猫が不快に思う可能性のある撫で方
猫が嫌がる場所を撫でてしまうと不快に思うことがあります。あまり喜んでいる様子がなければ、撫でるのをやめましょう。
猫はマイペースで気分屋です。飼い主さんが一方的にしつこく撫でたり、強く触ってしまうと嫌がるので、注意してあげてくださいね。
猫はマイペースで気分屋です。飼い主さんが一方的にしつこく撫でたり、強く触ってしまうと嫌がるので、注意してあげてくださいね。
猫の体を触ってできる健康チェック
猫の体のいろいろな場所を触ることによって、体の表面の異常に気づくことができます。
顎の下、首周り
多くの猫が触られると喜ぶ場所に、顎の下や首回りがあります。ここを撫でているときに、顎ニキビや顎のリンパ節の腫れに気がつくかもしれません。
全身、おなか
同じように、全身を触っていると表面に何かできていたり、腫れていたり、脱毛しているような異変に気がつきます。
おなかを触っていて「乳腺腫瘍を早期に発見できた」ということもあります。
おなかを触っていて「乳腺腫瘍を早期に発見できた」ということもあります。
ぜひ飼い主さんは愛猫との触れ合いの時間を楽しみつつ、健康チェックもしてあげてくださいね!
(監修:ねこのきもち獣医師相談室 獣医師・濵口美香先生)
※写真はアプリ「まいにちのいぬ・ねこのきもち」にご投稿いただいたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
取材・文/sorami
編集/ねこのきもちWeb編集室
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取材・文/sorami
編集/ねこのきもちWeb編集室
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