猫と暮らす
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愛猫が「吐く」のを減らすための5つの方法とは
猫は吐きやすい動物。でも頻繁に吐いていると、消化管に炎症が起きてしまうこともあるのです。愛猫が吐く回数は、できるだけ少なくしてあげたいものですね。今回は、獣医師の小林清佳先生監修のもと、猫の「吐く」を減らす方法について解説します。
ブラッシングはこまめに
猫が毛玉を吐くのを減らしたい場合には、こまめなブラッシングが大切。ブラッシングで抜け毛をきちんと取り除き、毛づくろい中に猫が飲み込む被毛の量を減らしてあげましょう。長毛の猫は毎日、短毛の猫なら3日に1回程度のお手入れを心掛けましょう。
また、猫が飲み込んだ毛玉を排出しやすくしてくれるキャットフードを与えてみるのもひとつの方法です。
また、猫が飲み込んだ毛玉を排出しやすくしてくれるキャットフードを与えてみるのもひとつの方法です。
フードの種類・与える量を見直す
粒の大きさや硬さ、成分はフードによってさまざま。中にはフードとの相性が悪くて吐いてしまう猫もいるので、ほかのフードを試してみてもいいでしょう。フードを替えるときは、現在のフードに新しいフードを1割程度混ぜることから始めてみてください。
「どのフードを与えても吐いてしまう」という猫には、消化器の負担を和らげてくれるフードを与えるという選択肢もあります。
また、フードを勢いよく一気に食べた後に吐いてしまうという猫には、1日分のフードを4~5回に小分けして与えてみるとよいでしょう。
「どのフードを与えても吐いてしまう」という猫には、消化器の負担を和らげてくれるフードを与えるという選択肢もあります。
また、フードを勢いよく一気に食べた後に吐いてしまうという猫には、1日分のフードを4~5回に小分けして与えてみるとよいでしょう。
愛猫が好きでも猫草は避ける
猫草は、猫に必ずしも必要なものではありません。猫草を吐いてしまうのであれば、たとえ愛猫が好んでも与えない方が無難です。なるべく吐かせないお世話を考えてあげましょう。
誤食につながるものは片付ける
猫の誤食は、時に命にもかかわることもあり危険です。愛猫が誤食した異物を吐くことを防ぐには、誤食そのものを防ぐことが大切です。猫が興味を持ちそうな物は、猫の手に届かない場所にきちんと片付けておくようにしましょう。
生活環境を見直す
人と同じように、猫もストレスで吐いてしまうことがあります。他の原因が思い当たらないのに愛猫が頻繁に吐く場合には、生活環境を見直してみることも大切です。
例えば、引っ越しや新しい家族が増えたなどの大きな環境変化、飼い主さんの構い過ぎ、遊びや運動が足りていない、相性の悪い同居猫に遠慮して暮らしているなど、心当たりはありませんか?
運動不足なら、たっぷりと遊んであげる、同居猫との相性が悪いのなら生活スペースを分けるなど、愛猫のストレスをできるだけ和らげてあげましょう。
例えば、引っ越しや新しい家族が増えたなどの大きな環境変化、飼い主さんの構い過ぎ、遊びや運動が足りていない、相性の悪い同居猫に遠慮して暮らしているなど、心当たりはありませんか?
運動不足なら、たっぷりと遊んであげる、同居猫との相性が悪いのなら生活スペースを分けるなど、愛猫のストレスをできるだけ和らげてあげましょう。
猫の「吐く」を減らす方法についてご紹介しました。愛猫の状況に応じてお世話の仕方を工夫して、吐く回数を減らしてあげましょう。
また、ここで挙げた原因以外にも、さまざまな病気やトラブルによって猫が吐いてしまう可能性もあります。「何かおかしい」と感じたら、ためらわずに獣医師に相談してください。
また、ここで挙げた原因以外にも、さまざまな病気やトラブルによって猫が吐いてしまう可能性もあります。「何かおかしい」と感じたら、ためらわずに獣医師に相談してください。
お話を伺った先生/小林清佳先生(モノカどうぶつ病院院長)
参考/「ねこのきもち」2018年6月号『何を、どんな理由で吐くの?できることは?ねこの"吐く"を減らそうプロジェクト』
文/藤真もとみ
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
参考/「ねこのきもち」2018年6月号『何を、どんな理由で吐くの?できることは?ねこの"吐く"を減らそうプロジェクト』
文/藤真もとみ
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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