猫と暮らす
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室内飼いでも要注意!家の中で起こりがちな猫のケガや事故を大調査
家の中で愛猫がケガや事故を起こしたことがある飼い主さんは4割!
では、家の中にはどんな危険があるのでしょうか? 飼い主さんたちから寄せられた、愛猫のケガ・事故体験について見ていきましょう。
猫が家の中で起こした事故やハプニングとは
- 高い所からうまく降りられなくて、足をくじいてしまった
- カーテンレールと一緒に落下してきたことがあります
- カーテンレールの上で滑って、逆さづりに。その際に爪を引っかけて、根本から折れてしまいました
- 遊びに夢中になって、よくテーブルやガラスに突進してしまう。なるべく広い所で遊ぶようにしています
- 使い終わったばかりの、熱いトースターの上に乗っかってしまったこと。火傷などはしなかったものの、熱かったらしくて飛び降りていました
- ストーブに近づき過ぎて、しっぽやひげの先をこがした など
【獣医師解説】愛猫のケガや事故を予防するためにすべき対策は?
高所にすべき対策
岡本先生:
「ペットゲート(柵)を設置して、その空間に行けないようにしてください。高いところから飛び降りないように、階段状にステップ(家具などを利用してもいいかと思います)を設置してあげるといいでしょう。」
暖房器具や火の元にすべき対策
岡本先生:
「こちらも柵を設置して、その場所に近づけなくするしか方法がないかと思います。人の目がないときは、ホットカーペットやエアコンなど、近づいても火傷につながらない暖房器具を使用しましょう。ただし、留守番の場合は、コードをかじったりして事故が起こることが想定される場合は使用しないでください」
猫のケガや事故が起きてしまう思わぬ場所とは
岡本先生:
「飼い主さんが気づかないうちに、押入れに猫が入って閉じ込められてしまうことがあります。押し入れを開ける際は、猫が入らないよう気を配ってあげてください。また、湯船に落ちておぼれてしまうこともあるので、浴室は必ず閉めておきましょう」
ふだんの生活の中で注意すべきこと
岡本先生:
「外に直接つながる玄関や窓を開ける際は、近くに猫がいないかを必ず確認してください」
取材・文/宮下早希
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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