猫と暮らす
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猫が食べちゃいけないものを食べてしまったら。これだけはしてはいけないNG対応
猫が誤食したときにやってはいけない3つの行動
まず、誤食のときにやってはいけない対処を知っておきましょう。
吐かせようと背中を強く叩いたり、猫を逆さにしたりするのはNGです。消化管に刺さってしまっている場合、かえって粘膜を傷つけるおそれがあります。
もしヒモなど誤食したものの先が猫の口から出ていても、絶対に引っ張らないようにしましょう。消化管の粘膜を大きく傷つけてしまうことがあります。
素材によっては、水で膨らんでしまうものや、薄めてはいけないものもあります。水、牛乳、フードなど、いずれも与えないようにしましょう。
猫が誤食してしまった場合は動物病院へ
- どんなものを誤食したか(素材、形状、大きさなど)
- どれくらいの量か
- いつごろ誤食したか
- どんな症状があるか
猫の誤食を防ぐためには
猫は一度見て興味をもったものに対して、執着することが多い傾向に。こうなると、飼い主さんが片づけていても、工夫して引き出しや扉を開けてしまうことがあります。
そのため、猫が興味をもちそうなものを家に持ち帰った場合、猫に見せないのが何よりの得策です。
愛猫が何でもおもちゃにしやすい活発なタイプの場合、季節の飾りなど猫が誤食しやすそうなものは置かないようにしましょう。
どうしても飾っておきたい場合は、戸外や猫が立ち入らない部屋の中だけで飾る、壁の高い位置やガラスケースの中に飾るなどの工夫を。
誤食のなかで最も多いのが、ついうっかり放置したものを誤食してしまうケースです。ヒモ類や小物類、食品のニオイがついたパッケージなどはとくに注意が必要。取り外したらすぐに捨てるように心がけましょう。
ゴミは猫が開けられないタイプのフタつきのゴミ箱に捨ててください。
参考/「ねこのきもち」2018年1月号『この時季ならではのキケンがいっぱい!? 年末年始猫が誤食しやすいもの備忘録』
文/田山郁
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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