猫と暮らす
UP DATE
愛猫家なら知っておきたい!健康な猫にも必要な3つの医療費とは?
その①:ワクチン接種費用
ワクチンにもいくつか種類がありますが、室内飼いの猫の場合は、最低でも「猫カゼ」を含む3つの感染症を予防することがきできる「3種混合ワクチン」を接種するようにしましょう。
ワクチン接種費用:1回5,000円前後
その②:去勢・避妊手術費用
去勢手術費用:約1万円/避妊手術費用:約2万円
その③:健康診断の費用
血液検査やレントゲン検査費用:約1万円~
猫の生涯にかかる医療費ってどれくらい?
その理由のひとつに「獣医療の進歩」があげられます。最近では、動物病院が高度医療を取り入れる傾向にあり、それに伴って治療費も上がることが多いからです。また、猫の高齢化も関係しています。高齢猫が完治が難しい病気にかかる割合が増え、長期間治療を受けなくてはいけないからです。
では、病気にかかっていない健康な猫は生涯どのくらいの医療費がかかるのでしょうか。
猫の生涯にかかる医療費(目安):70万3055円
②予防注射費費用:7,404円(※1)/年×16年(※2)=11万8464円
③去勢・避妊手術費:2万975円(※1)
①+②+③=70万3055円
(※1)東京都生活文化局「ペットに関する調査報告書」よる年間平均金額より
(※2)一般社団法人ペットフード協会「平成27年全国犬猫飼育実態調査」よる猫の平均寿命より
ワクチンや健康診断は治療費を抑えることにつながる
多いと思うかもしれませんが、ワクチンや健康診断を毎年欠かさず受けておくことで病気を防ぎ、また、たとえ病気になったとしても、症状を悪化させないことにも繋がり、延いては治療費を最低限に抑えることに繋がります。
大切な愛猫の健康のためにも、年に1回のワクチンと健康診断は積極的に受けるようにしましょう。
院長 弓削田直子先生)
文/hasebe
※写真はスマホアプリ「まいにちのいぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
UP DATE