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猫の爪を切ることを「悟られない」。スムーズな爪切りのコツ
猫は自ら爪をとぐのに、なぜ飼い主さんが爪を切ってあげなければならないのでしょうか? 猫に爪切りが必要な理由と、察知力に優れた猫に逃げられない方法、基本的な爪の切り方を、アニマル・ケアサロンFLORA医院長の中桐由貴先生に教えていただきました。
なぜ爪のお手入れが必要なの?
猫の爪は鋭く尖っているため、伸びたままにしておくと飼い主さんが引っかかれてケガをするほか、猫自身のケガにつながる危険性もあります。
例えば、爪がカーテンなどに引っかかって折れたり、後ろ足で頭部をかいたときに引っかき傷を負ったり、同居猫とじゃれ合って相手を傷つけたりすることがあるでしょう。そのようなケガを予防するためにも、爪切りは必要なお手入れなのです。
例えば、爪がカーテンなどに引っかかって折れたり、後ろ足で頭部をかいたときに引っかき傷を負ったり、同居猫とじゃれ合って相手を傷つけたりすることがあるでしょう。そのようなケガを予防するためにも、爪切りは必要なお手入れなのです。
察知力の鋭い猫に逃げられないために!
猫は察知力が鋭いので、飼い主さんが爪切りを探している間に隠れてしまうこともあります。爪を切る日は、予め爪切りを用意しておくといいでしょう。猫の居場所付近に置いておけば、タイミングがきたときにサッと取り出せます。
※爪切りに猫が直接触れないようにご注意ください。
※爪切りに猫が直接触れないようにご注意ください。
基本のラインを知って爪切りに挑戦しよう!
猫の爪は根元にピンク色をした部分がありますが、このピンク色の部分は血管が通っているため、ここを切ってしまうと爪から出血して猫が痛がります。飼い主さんが爪切りを行う場合は爪の白いところに爪切りをあて、深く切り過ぎないように注意しましょう。
爪を切る頻度は?
爪切りの頻度は、前足は爪が伸びるのが早いので2週間に1回、後ろ足は月に1回を目安に行いましょう。
猫が足先を触られることに慣れていると、爪切りがしやすくなります。抱っこが苦手な猫やビビりな猫には、その猫に合った爪切りスタイルを見つけることも大切でしょう。爪切りで愛猫との関係が悪くならないようにご注意ください。
お話を伺った先生/中桐由貴先生(アニマル・ケアサロンFLORA医院長 日本ペットマッサージ協会理事)
参考/「ねこのきもち」2020年10月号『はじめてさんも、きっとできる! 基本をマスター ねこの爪切り』
文/小崎華
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
参考/「ねこのきもち」2020年10月号『はじめてさんも、きっとできる! 基本をマスター ねこの爪切り』
文/小崎華
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
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