猫と暮らす
UP DATE
抜けまくる猫の毛、放置すると病気になることも。短毛ならではのブラッシングのコツは
アニマル・ケアサロンFLORA院長の中桐由貴先生に、ブラッシングの重要性と方法について教えていただきました。
抜け毛が原因で起こる病気がある!
また、とくに長毛猫の場合、抜けた毛がからだについたままもつれて毛の塊ができることで、周辺の皮膚が蒸れた状態になり、炎症や細菌感染などを起こして皮膚病の原因となることもあります。
これらを防ぐために、抜け毛ケアをすることが大切なのです。
短毛猫は“逆毛ブラッシング”で抜け毛をしっかり取ろう
摩擦力で抜け毛をしっかり取るラバーブラシを使い、毛が抜けやすい背中・おしり・脇腹・胸をまんべんなくとかします。その際、後ろ足→おしりというように、毛並みに逆らって毛を起こすようにブラシを動かすと、効率よく抜け毛が除去できます。その後、毛並みに沿ってとかしましょう。
長毛猫は毛の塊ができやすい部分に“根元コーミング”を
もつれた毛をほぐしやすいコームを使用し、毛の根元にしっかり差し込んで、毛の塊ができやすい胸・脇・内股・しっぽを中心に念入りにとかします。毛が乾燥していると静電気が起こりやすいので、霧吹きなどで毛を軽く湿らせてから行うとよいでしょう。
参考/「ねこのきもち」2019年3月号『「やらなきゃ」には理由がある 病気・ケガから愛猫を守るお手入れ』
文/緒方るりこ
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
UP DATE