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猫の「正しいなで方」を知ろう!猫がうっとり・仲よくなれるなで方のコツは

みなさんは、猫の「正しいなで方」を知っていますか?猫が喜ぶなで方をマスターすれば、愛猫との絆もぐっと深まりますよ。そこで今回は、猫と仲よくなるための「正しいなで方」について、ねこのきもち獣医師相談室の岡本りさ先生が解説します。

まずは、猫が触られるのが好きな部位・嫌いな部位を知ろう

猫が触られるのが好きな部位・嫌いな部位
参考・写真/「ねこのきもち」2016年12月号『今よりもっと仲よく、“懇ろ”に にゃんごろスキンシップ』
一般的に、猫は「顔周り~背中」を触られるのを好み、「足先」や「しっぽの先」を触られるのを嫌がる傾向があります。ただし、個体差が大きく例外もあります。
大切なのは、猫にとって微妙に違う好みの部位を見極めること。愛猫はどの部位を、どんなふうに、どれくらいの強さ・速さでなでられるのが好きか、愛猫の様子をよく観察して見極めましょう。

猫をうっとりさせる♡なで方のコツ

MIX茶トラのまるくん
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
ここでは、猫が一番うっとりしやすい「顔周り」のなで方のコツをご紹介します。

猫の頬のなで方
参考・写真/「ねこのきもち」2016年12月号『今よりもっと仲よく、“懇ろ”に にゃんごろスキンシップ』
ヒゲの付け根から生えている方向に向けて、指の腹や手の甲でゆっくりやさしくなでます。猫がスリスリするときにこすり付ける部分をなでるとよいでしょう。ただし、敏感なヒゲを触られるのが苦手な子もいますので、よく様子を見ながらなでてあげてください。

あごの下

猫のあごの下のなで方
参考・写真/「ねこのきもち」2016年12月号『今よりもっと仲よく、“懇ろ”に にゃんごろスキンシップ』
口のすぐ下からのどのあたりまで、指先で毛並みに沿ってやさしくなでます。指先や手の甲で、ゆっくりと往復してなでるのも○。

耳周り

猫の耳周りのなで方
参考・写真/「ねこのきもち」2016年12月号『今よりもっと仲よく、“懇ろ”に にゃんごろスキンシップ』
手のひら全体で耳をすっぽりと覆う感じで、耳の付け根周辺を指先でやさしくモミモミして。耳介(三角の部分)をつぶさないように、やさしく触りましょう。

猫の額のなで方
参考・写真/「ねこのきもち」2016年12月号『今よりもっと仲よく、“懇ろ”に にゃんごろスキンシップ』
両目の間あたりから両耳の間に向けて、指の腹でそっとなで上げます。手の甲で円を描くように、額の広い部分をゆっくりなでてもOKです。

なでるのをやめるタイミングも大切

猫をなでるのをやめるタイミング
参考・写真/「ねこのきもち」2016年12月号『今よりもっと仲よく、“懇ろ”に にゃんごろスキンシップ』
なでている最中に猫がつぶっていた目を開けたり、耳を後ろ向きに反らせたり、しっぽをパタパタ振り始めたら、「もう充分」と思っているサイン。なでるのをストップするタイミングです。
猫と仲よくなるためには、猫の意思を尊重することが大切です。猫が甘えたい、なでてほしいという気分でそばに来たタイミングで、ぜひ「正しいなで方」を実践してみましょう。
(監修:ねこのきもち獣医師相談室 獣医師・岡本りさ先生)
参考・写真/「ねこのきもち」2016年12月号『今よりもっと仲よく、“懇ろ”に にゃんごろスキンシップ』
文/寺井さとこ
※一部写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と一部写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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