モフモフな毛並みが魅力的な長毛の猫種から、今回は「バーマン」、「サイベリアン」、「ラガマフィン」の3種の特徴や毛色についてご紹介します。モフモフな毛並みはもちろんですが、温厚で賢いといわれる3種の猫にはまること間違いなしです!
白いグローブが特徴「バーマン」
バーマンの特徴
バーマンという名前は原産国である「ビルマ(Burma)」が由来となっており、英語では「Birman」と表記されています。聖職者と紐づけられることもあり、性格は温和で優しい傾向にあります。近年、アメリカの人気ランキングでも上位を獲得するほど人気なのだとか。
バーマンの毛色の種類
全身を覆う淡いクリーム色の被毛に、ポイントカラーで色がつきます。なお、ポイントカラーは多数の色が認められています。
なかでも大きな特徴は、四肢の先にある「白いグローブ」。キャットショーで重要視されている部位で、前足はつま先から第2または第3関節上までが白く、左右対称であることが望ましいとされているようです。
後ろ足はつま先全体が白く被われている甲側と、レースと呼ばれる逆V字型の白い部分を持つ足裏で構成されています。
キリっとした表情が特徴的「サイベリアン」
サイベリアンの特徴
キリっとした表情が印象的なサイベリアン。ロシアの歴代大統領に愛された迫力ある容姿と、賢く社交的なところが魅力のひとつです。ロシアから秋田県知事に送られた猫として、日本でも有名に。賢いため、さまざまな芸が覚えられることでも人気があるのだとか。集合住宅でも飼いやすい猫種でしょう。
サイベリアンの毛色の種類
ブラウン系のタビーが多いですが、すべてのパターンや毛色が認められています。寒い冬は、密度がありもっとも美しい被毛となりますが、換毛期になると被毛が徐々に抜けるため、夏のサイベリアンはさっぱりとした印象になるでしょう。
猫のテディベアとも呼ばれる「ラガマフィン」
ラガマフィンの特徴
ラグドールから派生したとても愛らしい長毛猫、ラガマフィン。被毛は絹のような手触りで、クルミ型の大きな瞳に丸みのあるマズルが特徴的です。体は大きいですが性格はおだやかで優しく、「猫のテディベア」と呼ばれています。
日本ではまだ新しい猫種ですが、賢く性格がよいことから人気となっているようです。
ラガマフィンの毛色の種類
毛色の規定はなく、ポインテッドをのぞくあらゆる色が認められている猫種です。
なめらかで美しくシルキーな毛質で、長さはありますがもつれにくく抜け毛が少ないため、ほかの長毛種に比べるとお手入れが簡単でしょう。しかし、適度なブラッシングは必要です。
寒い時期はとくにモフモフな毛並みに癒されたいですね。温厚で賢い3種の猫にぜひ癒されてみてはいかがでしょうか。
参考/ねこのきもちWEB MAGAZINE『バーマンの特徴と飼い方 可愛い画像いっぱい|ねこのきもち 猫図鑑』(監修:CFAオールブリード国際審査員 サンフラワーキャットクラブセクレタリー ヤマザキ動物専門学校講師 ヤマザキ動物看護専門職短期大学講師 高野八重子先生)
ねこのきもちWEB MAGAZINE『サイベリアンの特徴と飼い方 可愛い画像いっぱい|ねこのきもち 猫図鑑』(監修:CFAオールブリード国際審査員 サンフラワーキャットクラブセクレタリー ヤマザキ動物専門学校講師 ヤマザキ動物看護専門職短期大学講師 高野八重子先生)
ねこのきもちWEB MAGAZINE『ラガマフィンの特徴と飼い方 可愛い画像いっぱい|ねこのきもち 猫図鑑』(監修:CFAオールブリード国際審査員 サンフラワーキャットクラブセクレタリー ヤマザキ動物専門学校講師 ヤマザキ動物看護専門職短期大学講師 高野八重子先生)
文/村山晴
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。