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寒がりな猫のための防寒対策 工夫したいのは寝床だけじゃなかった

寒さに弱い猫のために、これからの季節はしっかり防寒対策をしてあげたいですよね。ちょっとした工夫でも、愛猫が寒い思いをせず快適に過ごせるようになります。今回は猫用ベッドや水・フードまわりでできる防寒対策と、暖房器具の活用方法を、ねこのきもち獣医師相談室の岡本りさ先生に教えていただきました。

ベッドまわりの防寒対策

毛布に横たわるアメリカンショートヘア
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
まずは、猫用ベッドの寒さ対策におすすめのアイテムをご紹介します。
・断熱シート(アルミシート)
床用の断熱シート(アルミシート)は、猫用ベッドの下に敷くのにぴったり。敷くだけでベッドの底の暖かさをキープできるので、ひんやりと感じにくくなりますよ。
・もこもこの毛布
もこもこ素材の毛布をベッドの中に敷くのもおすすめ。猫と繊維の間に暖かい空気の層ができるので、暖かさを長く維持できます。二つ折りにしておくと猫が中にもぐれるので、寒がりさんでも安心ですよ。

水・フード置き場まわりの防寒対策

ご飯待ちのスコティッシュフォールド
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
続いて、水・フード置き場まわりでできる寒さ対策をご紹介します。
・フードや水ボウルの前にマットを敷く
フードは暖かいところに置くと傷みやすいので、どうしても涼しい場所に置くことになってしまいますよね。食事中に足をのせられるような大きさのマットなどを敷いてあげると、足先が冷えにくく、寒さを軽減できます。
・水は複数置いてひとつは暖かい場所に
冬になると寒さから飲水量と排尿回数が減り、泌尿器のトラブルが増えます。フードに比べて、水は暖かい場所に置いても傷みにくい傾向にあるため、水は複数箇所に準備して、ひとつは暖かい場所に置いておくことで、寒い季節でも水分をとりやすくなるでしょう。
また、トイレの周囲や動線も暖房器具やマット等で暖かくしてあげたほうが良いでしょう。

暖房器具を活用した防寒対策

毛布に頬擦りする茶トラ
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
最後に、暖房器具を活用した防寒対策もご紹介します。
・電源を切ったこたつの中に布などを敷く
出かける直前までこたつの電源を入れておけば、飼い主さんの不在中も余熱で暖まることができます。下に布などを敷いておくと、猫がよりくつろぎやすくなるでしょう。安全のため、必ず電源をオフにしてから外出するようにしてくださいね。
・加湿器をエアコンの下に置く
加湿器を使うと、エアコンの暖かい空気を含んだまま部屋全体に蒸気が飛びます。部屋がより暖かくなるうえ、空気も潤って一石二鳥。加湿器の置き場所は、暖気が流れるエアコンのすぐそばに置くのがベストです。
猫はとっても寒がりな動物。お家にあるアイテムを使ったり、水の置き場所を工夫してあげたりするだけで、体感する寒さは大きく変わってきます。こたつやエアコンなどの暖房器具も上手に活用して、愛猫が暖かく快適に過ごせるような環境をつくってあげてくださいね。
(監修:ねこのきもち獣医師相談室 獣医師・岡本りさ先生)
参考/ねこのきもちWEB MAGAZINE『【獣医師監修】秋冬に行いたい猫のケアは?防寒対策で快適さアップ』
文/柏田ゆき
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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