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猫用リュックって実際どう? メリット・デメリット、選び方を解説

猫用キャリーケースの中でも、近年とくに注目されている「リュック型」。かわいいデザインのものも多く、購入を検討している飼い主さんも多いのではないでしょうか。そこで今回は、買う前に知ってほしい猫用リュックのメリット・デメリット、選び方について解説します。

人気上昇中の猫用リュック型キャリーとは

リュックに入る猫
リュックに入る猫
ねこのきもち写真投稿ギャラリー
ボストンやショルダーなどさまざまなタイプの猫用キャリーがあるなか、近年注目されているのが、リュックとして背負えるタイプのキャリーケース。猫が宇宙船に乗っているように見えるユニークなデザインの商品もあり、人気を集めています。

猫用リュックのメリット・デメリット

MIXの美森ちゃん
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
《メリット①:飼い主さんの負担が少ない》
猫用リュックの大きなメリットは、まず飼い主さんの負担が少ないということでしょう。ショルダーやトート、ボストンタイプの場合は片側に重心がかかり、長時間の持ち運びだと重さを感じやすくなってしまいます。一方、リュックタイプは両肩で重さを支えることができるため、長時間の移動も比較的ラクに行うことができます。
《メリット②:両手が自由に使える》
リュックタイプは両手が自由に使えることも大きなポイントです。ほかの荷物や傘などを持つことができ、災害時に愛猫と避難する際も、両手が空いているほうがスムーズでしょう。また、多頭飼いで複数のキャリーを1人で運ぶときにも便利です。
《デメリット①:飼い主さんにとって》
猫用リュックの注意点として、中の猫が不安定にならないよう、背負うときや下ろすときには気を付ける必要がありますが、飼い主さんにとってのデメリットは少ないといえるでしょう。
《デメリット②:猫にとって》
猫用リュックは適したものを選ばないと、猫にとってのデメリットにつながる可能性があります。特にソフトタイプはしっかり吟味しないと、安定感に欠けたり、猫の居住空間が狭くなってしまったりすることも。また、背負われると猫から飼い主さんの姿が見えなくなるため、猫の不安が強くなる場合もあります。
・実は「外が見える=猫が快適」とは限らない
スケルトンタイプや背中に大きな窓が付いているタイプの場合、好奇心旺盛で外の世界に興味のある性格の猫なら問題ありませんが、怖がりな猫にはストレスになるおそれもあります。

猫用リュックの選び方 購入時のチェックポイント

リュックに入っている猫
リュックに入っている猫
ねこのきもち画像投稿ギャラリー
・素材や作りは頑丈か?
まずは、素材や作りなどが頑丈にできているかをチェックしましょう。特にリュックの底の部分は、猫の安定感を保つためにもしっかりとしたものを選んでください。また、開閉部分のチャックは猫が開けてしまわないように、ロックがかかるものがおすすめです。
・使いやすさ
リュックを背負ったとき背中にしっかり密着するか、使い心地を確認しましょう。また、猫の出し入れがしやすいように、開口部が大きいものや複数開口部があるものがおすすめです。
・猫が快適に過ごせるか?
猫が座ってくつろげる空間が確保できるサイズを選びましょう。また、プラスチック製の場合は熱がこもりやすいため、通気口が多いものを選ぶとよいでしょう。
猫用リュックを選ぶ際は、使うシーンや愛猫の性格・行動などを考慮して、適したものを選ぶようにしたいですね。
参考/ねこのきもちWEB MAGAZINE『【2022年最新】猫用のリュック型キャリーケース!獣医師に聞いた選び方・使い方のコツ』(監修:ねこのきもち相談室獣医師)
文/寺井さとこ
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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