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猫用リュックって実際どう? メリット・デメリット、選び方を解説
人気上昇中の猫用リュック型キャリーとは
猫用リュックのメリット・デメリット
猫用リュックの大きなメリットは、まず飼い主さんの負担が少ないということでしょう。ショルダーやトート、ボストンタイプの場合は片側に重心がかかり、長時間の持ち運びだと重さを感じやすくなってしまいます。一方、リュックタイプは両肩で重さを支えることができるため、長時間の移動も比較的ラクに行うことができます。
リュックタイプは両手が自由に使えることも大きなポイントです。ほかの荷物や傘などを持つことができ、災害時に愛猫と避難する際も、両手が空いているほうがスムーズでしょう。また、多頭飼いで複数のキャリーを1人で運ぶときにも便利です。
猫用リュックの注意点として、中の猫が不安定にならないよう、背負うときや下ろすときには気を付ける必要がありますが、飼い主さんにとってのデメリットは少ないといえるでしょう。
猫用リュックは適したものを選ばないと、猫にとってのデメリットにつながる可能性があります。特にソフトタイプはしっかり吟味しないと、安定感に欠けたり、猫の居住空間が狭くなってしまったりすることも。また、背負われると猫から飼い主さんの姿が見えなくなるため、猫の不安が強くなる場合もあります。
スケルトンタイプや背中に大きな窓が付いているタイプの場合、好奇心旺盛で外の世界に興味のある性格の猫なら問題ありませんが、怖がりな猫にはストレスになるおそれもあります。
猫用リュックの選び方 購入時のチェックポイント
まずは、素材や作りなどが頑丈にできているかをチェックしましょう。特にリュックの底の部分は、猫の安定感を保つためにもしっかりとしたものを選んでください。また、開閉部分のチャックは猫が開けてしまわないように、ロックがかかるものがおすすめです。
リュックを背負ったとき背中にしっかり密着するか、使い心地を確認しましょう。また、猫の出し入れがしやすいように、開口部が大きいものや複数開口部があるものがおすすめです。
猫が座ってくつろげる空間が確保できるサイズを選びましょう。また、プラスチック製の場合は熱がこもりやすいため、通気口が多いものを選ぶとよいでしょう。
文/寺井さとこ
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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