猫と暮らす
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猫はなぜ吐くの? 問題ない嘔吐と心配な嘔吐の見極め方
猫は体の構造や習性から吐きやすい
また、ネズミや小鳥などの獲物を捕まえたときに、消化できない被毛や骨を吐き出していたため、猫は吐きやすくなったともいわれています。
猫が嘔吐する主な原因
若い猫は異物による嘔吐が多く、腫瘍や腎臓病による嘔吐は高齢の猫に多い傾向があります。
様子見で大丈夫なケースは? 回数・嘔吐物の見極め方
1~2回の嘔吐で、食欲と元気があれば様子を見ても大丈夫
ただし、1日に4回以上、突然短時間に何度も吐く嘔吐は、緊急性の高い病気が隠れていたり異物による腸閉塞等のおそれがあったりします。何度も吐くことで体が脱水し、より危険な状態にもなりやすいので動物病院を受診しましょう。嘔吐が3~4日続く場合も、元気・食欲があっても治療が必要な可能性が高いので動物病院へ行ってください。
ふだんより毛玉を吐く、血が混じる場合は動物病院へ!
また、嘔吐物に血が混ざっている場合は、胃や腸、口の中に出血が疑われます。
嘔吐以外にも症状があれば動物病院へ!
ぐったりする、痩せている、下痢がある場合は診察を!
また、下痢をしているときは元気や食欲があれば一時的な嘔吐の場合もありますが、ウイルス性の感染症や中毒により吐いてしまった可能性も否定できません。この場合は、嘔吐と下痢でより体が脱水するので状態が悪化しやすいでしょう。
参考/ねこのきもちWEB MAGAZINE『【獣医が教える】猫の「危険な嘔吐」「大丈夫な嘔吐」~吐く理由、対処法』
文/小崎華
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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