猫と暮らす
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猫がヤケドが起こりやすい状況 猫飼いのヒヤリハット事例から学ぶ気を付けたいポイント
熱い飲み物を置いておくと、猫がカップを倒してヤケドをする危険あり!
ヤケドは負った直後はあまり症状が出ず、さらに猫の皮膚は被毛に覆われているため、飼い主さんが気づかないことも。しかし数時間後から炎症が起こり、痛みや水ぶくれ、皮がめくれるなどの症状が現れる場合があります。
予防するには?
その場を離れるときは、扉付きの戸棚など猫の届かない場所にしまいましょう。また、カップはできるだけ重く安定感のあるものを選んでください。
もしもヤケドをしてしまったら
流水かタオルを巻いた保冷剤で冷やしながら、動物病院に電話して指示を仰ぎましょう。自己判断で人用の塗り薬などを使うのはNGです。
こんなシーンのヤケドにも注意
調理中や直後は猫がキッチンに入れないようにし、調理機器が高温のうちはカバーで覆うなどの工夫をしましょう。
また、高温になるストーブなどは、肉球などをヤケドすることがあるため、囲いをつけて使うのがベター。猫が毛布やおもちゃを近づけて火災を招くおそれもあるため、できればエアコンやオイルヒーターなど、安全性の高い器具を選ぶといいでしょう。
実際のヒヤリとした体験談
「数年前、猫を入れないようにしていた部屋に入り込んだ愛猫が、ストーブの上にのってしまいました。すぐに下ろしましたが肉球が赤くなっていたので、冷やして受診。2日ほどで治りました。その後はストーブを撤去し、エアコンを使っています。」長野県 Kさん、たつちゃん(メス・12才)
「だしの香りに誘われたのか、愛猫が不意に調理台にのってしまい、まだ高温だったガスコンロに触れて右後ろ足をヤケドしてしまいました。冷やしながら動物病院に電話したところ、様子を見てとのこと。幸い、症状は軽く、ホッとしました。」千葉県 Yさん、空くん(オス・1才)
参考/「ねこのきもち」2021年12月号『危険予測で愛猫を守ろう! 冬の暮らしヒヤリ事件File』
文/田山郁
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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