猫と暮らす
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足腰が強い猫は寿命も長い? 猫にも「筋肉」が大切な理由
若いうちから筋肉を鍛えるとよい理由
健康な体を維持するためには、若いころから足腰の筋肉を鍛える習慣を身に着けることが重要です。そうすることで、愛猫の健康寿命をのばすことにつながるでしょう。
筋肉が体にもたらす3つの役割
1. 体温を維持する役割
筋肉の伸縮によって生産される熱は、体温維持やエネルギーの消費を支えます。つまり筋肉量の多い猫ほど、体が温まりやすく、熱が逃げにくいのです。
2. 関節や骨をサポートする役割
関節は、骨に付着する筋肉を収縮させることで動きます。筋肉が豊富な猫ほど、スムーズな動きができるのです。
3. 衝撃を吸収する役割
筋肉には、外部から与えられる衝撃から体を守る役割があります。例えば、ジャンプから着地するときに、足が受ける衝撃を吸収しています。
足腰が弱るとこんな病気の心配が!
骨の動きを支えられなくなることで起こる「関節炎」
関節炎の猫は、痛みで高いところに上がろうとしないほか、足を気にするようにして歩くなどの様子が見られるでしょう。
トイレの回数が減ることで起こる「膀胱炎」
「肥満」は関節に負担をかけて悪循環を起こす
肥満は全身に負担がかかるだけではなく、内臓の病気を引き起こす原因にもなります。可能な限りそうならないよう予防する必要があるでしょう。
稀に「脱臼」や「骨折」することも
脱臼や骨折をしている猫は、足を引きずったり、歩くのを嫌がって長時間座ったりするような様子が見られるでしょう。
参考/「ねこのきもち」2021年11月号『運動&食事 小さな積み重ねが筋肉をつくる ねこの足腰を、鍛えよう!』
文/小崎華
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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