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猫と飼い主のほどよい距離感は? 猫の性格によって異なる「いい関係性」
愛猫との距離感について考えたことはありますか? 愛猫と飼い主さんの心地よい距離感は、猫それぞれによって違うようです。愛猫と飼い主さんの心地よい距離感について、獣医師の藤井仁美先生に教えていただきました。猫の反応をみながら、距離感について考えてみましょう。
愛猫との距離の近づけ方
猫と飼い主さんとの距離感は、猫自身が持つ遺伝的な要素や育ってきた環境によって異なります。
飼い主さんは愛猫にくっついていてほしいと思ったり、距離があると寂しいと感じたりするかもしれませんが、単独で行動する猫にとって、距離をとるのは自然なことなのです。
どんな猫に対しても、大切なのは「猫のペースに合わせた接し方を心がける」こと。猫目線で距離感をとることで、心の距離が縮まるかもしれません。
飼い主さんは愛猫にくっついていてほしいと思ったり、距離があると寂しいと感じたりするかもしれませんが、単独で行動する猫にとって、距離をとるのは自然なことなのです。
どんな猫に対しても、大切なのは「猫のペースに合わせた接し方を心がける」こと。猫目線で距離感をとることで、心の距離が縮まるかもしれません。
こんなときの猫の反応は?
飼い主さんとのふだんのコミュニケーションの取り方から、愛猫が心地よいと感じる距離感がわかるかも。次の項目の中で、愛猫に近いものを選んでみてくださいね!
■飼い主さんとスキンシップをとっているとき
- スキンシップが大好きで求めてくる
- 気分によっては求める、受け入れてくれる
- 苦手で受け入れない
■おやつやフードを与えるとき
- 飼い主さんの手から食べる
- 飼い主さんの目の前で食べるけれど、手からは食べない
- 飼い主さんがいないときしか食べない
■遊ぶとき
- 飼い主さんと遊びたがる
- 遊びに誘ってものってくれないときがある
- 飼い主さんと遊ぶより“ひとり遊び”が好き
■離れた場所から名前を呼んだとき
- 近くに来てくれる
- 目は合わせてくれるけれどその場から動かない
- 目を合わせてくれない
■飼い主さんの帰宅時
- 出迎えに来る
- とくに動かない
- 隠れる
■起きているときによくいる場所は?
- ソファや飼い主さんがよくいる場所にいる
- 猫タワーなど高い場所
- カーテンの裏など飼い主さんから見えない場所
反応からわかる猫とのベストな距離感
上記でご紹介した猫の反応の中で、1の反応が多い場合は、飼い主さんに触られたり、くっついたりできる距離感が好きなタイプかもしれません。飼い主さんからのコミュニケーションを受け入れ、猫からのアプローチもあるでしょう。
反対に、3の反応が多い場合は、ある程度の距離感をキープしておきたいタイプ。猫本来の気質が強いのかもしれませんね。
反対に、3の反応が多い場合は、ある程度の距離感をキープしておきたいタイプ。猫本来の気質が強いのかもしれませんね。
猫それぞれに好みの距離感があります。猫の様子をよく見ながら、お互いに心地のよい距離感を保ち生活していきたいですね。
お話を伺った先生/藤井仁美先生(獣医師 獣医行動診療科認定医 ペット行動カウンセラー)
参考/「ねこのきもち」2022年11月号『心地よい距離感は、猫それぞれ。絆が深まるラブ♡ディスタンス』
文/山村晴美
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
参考/「ねこのきもち」2022年11月号『心地よい距離感は、猫それぞれ。絆が深まるラブ♡ディスタンス』
文/山村晴美
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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