猫と暮らす
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一人暮らしの猫飼いさんが外出するとき心がけたい 万が一帰宅できない事態になったら
飼い主さんのアンケート結果を紹介するとともに、ねこのきもち獣医師相談室の丸山知美先生の解説をお届けします。
【調査】一人暮らしの飼い主さんへのアンケート
※2022年12月実施「ねこのきもちアプリ」内アンケート調査(回答者数 54人)
ゴハン・水について
・「ゴハンとお水をてんこ盛りにする」
・「ドライフード増量」
・「ゴハン、お水は2か所」
・「自動給餌器のフードの補充。自動給餌器以外に1日分のカリカリを用意。自動給水器と汲み置きの水の用意」
トイレについて
・「トイレを我慢させないようにトイレの数を多めに設置する」
・「猫トイレの掃除、プラス1個トイレを追加」
温度・湿度について
・「晴れた日は、室温は暖房なしでも20℃くらいになるので、エアコンを日没後に作動するように設定。加湿器の水を満タンにします」
・「エアコンと、ホットカーペットは弱でもつけて出かける」
部屋・扉について
・「猫部屋以外には、猫たちにとって危険なものもあるので、部屋には外から鍵をかけています。第三者にもわかるように鍵はつけたままにしてあります」
・「脱走しないように鍵がかかっているか確認」
・「猫が行き来する部屋の扉がパタンと閉じないように各扉にストッパーをつけている」
・「台所やお風呂場には入れないように、いつもはオープンにしている扉は閉めていました」
カメラ・ペットシッターについて
・「ペットカメラ等で常に状況を見られるようにしていますが、長時間の外出の際は、ペットシッターを依頼しています」
【解説】一人暮らしの飼い主さんが出かけるときには?
――一人暮らしで猫を飼っていて飼い主さんが出かけるとき、どんな準備をすればいいか、どんなことに気をつければいいかについて教えてください。
丸山先生:
「一人暮らしに限らずではありますが、食事・お水などの不足がないか、脱走の危険はないか、室内温度は適切か、何かを食べてしまう・いたずらするなどの事故につながりそうなものはないか、落下してきて危ないものはないか、毎回外出前に見るようにしましょう」
「猫を飼っています」カードを身につける方法も
丸山先生:
「一人暮らしで猫と暮らしていたころ、万一の事故や震災などで自分が帰宅できなかったときの連携を、親族や知人にお願いしていました。また、財布には『私の身になにかあった場合、自宅には猫がいます。よろしくお願いします』カードを入れていました」
――猫を飼っているとわかるカードを身につけておくのはいい方法ですね! ありがとうございました。
すぐに帰宅できないケースも考えて
取材・文/都留朱音
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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