猫と暮らす
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慌てて片づける前に 猫が吐いたら飼い主がするべきこと
嘔吐物の中身をくわしくチェックしよう
一見フードの塊のように見えるものでも、ほぐしてみると中から異物が出てくることもあります。また、できればニオイも嗅いでおきましょう。重度の便秘などの場合は便臭がすることがあるため、そのようなときは見た目にかかわらず動物病院を受診しましょう。
吐いたものに緊急性がない場合は写真をとりメモをしておこう
・黄色・緑・茶色の液体(胆汁)
・消化途中のドライフードやウェットフード
上記のような嘔吐物の場合、ほかに目立った異変がなければ2~3日様子見をしてOK。しかし、数日後に受診するかもしれない可能性を考慮し、嘔吐物の写真は撮っておきましょう。吐いたものそのままと、ほぐしたあとを撮影しておいてください。
画像を獣医師に見てもらうことで、診察の参考になるケースも少なくありません。また、吐いた日付や嘔吐物の内容、回数、前日や当日に何を食べたか、食欲などの変化について記録しておくと、なおいいでしょう。
吐いたものに緊急性がある場合は嘔吐物を持ってすぐ受診を
・寄生虫
・ピンク色や赤い液体(血液)
上記のようなものを吐いた場合は、一刻を争うケースがあります。様子見を考えずに、すぐ受診しましょう。
とくに誤食の場合は、実物を見てもらうのが一番です。受診の際には嘔吐物と、飲み込んだ現物が残っていれば持参するのが理想的。ラップで嘔吐物を包んでから、密閉容器やビニール袋に入れて持っていきましょう。
また、液体の嘔吐物など、持参するのが難しい場合は写真撮影し、獣医師に見てもらってください。
参考/「ねこのきもち」2022年3月号「様子見? 受診すべき? 実例写真をもとに解説 ねこの吐いたもの見極め表」
文/田山郁
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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