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猫のトイレ、小さすぎない? 正しいサイズを獣医師に聞いた

猫はトイレ環境が悪いと、排泄を我慢してしまうことがあります。それが続くと病気になってしまうこともあるため、猫に合ったトイレ環境を整えてあげることが大切。今回は獣医師の藤井仁美先生に、猫トイレの基本ルールについて教えていただきました。

トイレの大きさは猫の体長の1.5倍以上

ミケ猫のミーテちゃん
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
トイレは、猫がその中で体を回転させながら排泄する位置を決めたり、砂を掘ったりかけたりするため、できるだけ広いものがベター。目安は猫の体長(首からお尻まで)の1.5倍以上の大きさです。
狭いトイレだと、排泄物がはみ出たり、トイレの縁に足をかけて排泄し、転倒してしまったりと、トラブルが起こりがちに。

トイレ砂はたっぷりと

ミヌエットのラテちゃん
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
猫の排泄行動を考えると、トイレ砂の量は底が見えないくらいたっぷり入れる、というのを基本としたほうがいいでしょう。掘ったり、排泄物にかけたりするために充分な量を入れておけば、ふんばるときに必要なやわらかさも確保できます。
詳細は猫用トイレやトイレ砂に付属している、取扱説明書を参照してみてください。

汚れやニオイが気になる前にトイレ砂の交換を

スコティッシュフォールドのはなちゃん
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
トイレ砂の交換時期はメーカーによって異なるため、各取扱説明書に従って交換しましょう。
使用頻度によって汚れ方にも差が出ますが、基本的には汚れやニオイが気になる前に、全量交換するように調節するのがおすすめです。
猫のトイレは、猫がストレスなく使うことができる広さがあり、清潔さが保たれていることが大切です。留守の時間が長く、すぐに掃除できないようなら、トイレの数を増やすなどの工夫を。猫にとってベストなトイレ環境を整えてあげてください。
お話を伺った先生/藤井仁美先生(獣医師 獣医行動診療科認定医 ペット行動カウンセラー)
参考/「ねこのきもち」2023年1月号『ひと目でわかる!安心と快適の法則 猫トイレにマストな7つのルール』
文/田山郁
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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