猫と暮らす
UP DATE
猫の「食事台」 吐き戻しや食べこぼしを減らすことはできる? 専門家に聞いた
猫用アイテムとして見かけることが増えた食事台。フードの吐き戻しが多い猫に効果がある、などさまざまなウワサがありますが、実際どうなのでしょうか?今回は、猫の食事台にまつわる3つの疑問について解説します。
食べこぼしが減る食事台はある?
台の高さだけでなく、食器の形状の影響も大きいのが食べこぼしです。
食べこぼしは、猫の舌で食器から押し出してしまうケースが多いため、傾斜のある形状の食器や、フードが滑りにくい工夫がされている食器などを選んで、対策するといいでしょう。
食べこぼしは、猫の舌で食器から押し出してしまうケースが多いため、傾斜のある形状の食器や、フードが滑りにくい工夫がされている食器などを選んで、対策するといいでしょう。
フードの吐き戻しが多い猫に食事台は効果ある?
猫の吐き戻しの要因はさまざまあるため、食事台によって軽減できるかは猫によります。
とくに原因として多いのは、空腹状態から一気食いし、胃が対応しきれずに吐き戻してしまうもの。この場合は、1回に与えるフードの量を調節し、胃にかかる負担を減らす対策から始めるといいでしょう。
たとえばドライフードを1日に60g与えている場合、1回分30g×朝・晩2回といったスタイルから、1回15gで朝・昼・夕・夜の4回にするなど。猫の空腹時間が短くなり、一気食いの防止になります。
とくに原因として多いのは、空腹状態から一気食いし、胃が対応しきれずに吐き戻してしまうもの。この場合は、1回に与えるフードの量を調節し、胃にかかる負担を減らす対策から始めるといいでしょう。
たとえばドライフードを1日に60g与えている場合、1回分30g×朝・晩2回といったスタイルから、1回15gで朝・昼・夕・夜の4回にするなど。猫の空腹時間が短くなり、一気食いの防止になります。
水飲み器も食器と同じ高さにそろえたほうがいいの?
水飲み器の場合、ある程度深さがあり、水面自体に高さも出るため、あえて食器と同じ高さにそろえる必要はないでしょう。もちろん、水飲み器と食器を並べて置く分にはOK。猫が食べるついでに水を飲むようになるため、飲水量アップが期待できます。
猫の食事に関する問題は、食事台で改善されるものもあれば、それだけでは解決できないものもあります。猫の様子を観察して、さまざまな要因を探りつつ、猫が快適に食事をできるような環境を整えてあげてくださいね。
参考/「ねこのきもち」2023年1月号『高さによる姿勢比較の検証も! 猫の食事台について考えてみました』(監修:聖母坂どうぶつ病院副院長 田草川佳実先生、猫写真家 猫研究家 石原さくらさん)
文/田山郁
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
文/田山郁
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
CATEGORY 猫と暮らす
UP DATE