猫と暮らす
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3才以上の猫の約8割に口に健康課題あり 猫のオーラルケアの頻度と方法は
口の中がきれいならケアする必要はない?
歯ブラシを使わなくても大丈夫?
気軽に始められるオーラルケアアイテムには、次のようなものがあります。
・噛むことで歯垢を落とす効果が望めるフードやおやつ
・専用シートや歯みがきジェルを使って飼い主さんの指でみがく「指みがき」
・ペロペロさせるだけでOKの歯みがきペーストやジェル
・フードや水にプラスするだけでオーラルケアができるもの
噛んだり舐めたりするだけでOKのアイテムなら、口に触られるのを嫌がる猫にも取り入れやすいですよ。歯ブラシを使ったケアとの併用もおすすめです。
子猫のときから始めないと習慣化できない?
注意してほしいのは、すでに口内にトラブルがあるとき。ケアが痛みにつながると苦手になってしまうので、かかりつけの獣医師に相談しながら、ベストな方法を探すとよいでしょう。
歯の裏側もしっかりみがかないとダメ?
人と違って、猫の歯の裏側には歯垢がつきにくいといわれています。無理に裏側までみがいてオーラルケアが苦手になるよりは、歯垢がつきやすい表側を重点的にケアしたほうがよいでしょう。指みがきするときも1回で全体をやろうと思わず、たとえば右の奥歯だけなど、1本ずつ短時間で済ませるのがポイントです。
参考/「ねこのきもち」2021年9月号『お手軽アイテムで わが家のオーラルケア習慣』
文/柏田ゆき
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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