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飼い猫をお手入れ嫌いにさせないための5つの心がけ 毎日のコミュニケーションでできることは

お手入れの種類によっては、愛猫が苦手としているものがあり、お手入れ自体に消極的になってしまう飼い主さんもいるでしょう。そこで今回は獣医師の中桐由貴先生に、お手入れを苦手にさせないためのポイントについてお話を伺いました。

ふだんからお手入れグッズを出しておく

ねこのきもち写真投稿ギャラリー
いざお手入れを始めるというときになって、初めてブラシや爪切りなどを用意しだすと、猫が察知して姿を隠してしまうことがあります。お手入れグッズはふだんから猫の目の付くところに置き、その存在に慣らしておくといいでしょう。

猫がリラックスしているときに行う

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お手入れが嫌な印象にならないためにも、猫がリラックスしている状態で行うことが大切です。具体的には、猫がまどろんでいたり、猫のほうから飼い主さんに近付いてきたりしたときがおすすめ。

猫の体を無理に押さえ付けない

人の体を密着させると、猫の動きは確かに安定します。しかし、ギュッと押さえ付けて身動きを完全に取れなくしてしまうと、猫は拘束された怖さから逃げ出してしまうことも。必要以上に力を入れ過ぎないように注意してください。

好きな部位を触りながらお手入れに移行

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お手入れは、スキンシップの延長で行うのが理想的です。お手入れに入る前に、あごの下など、愛猫が喜ぶ部位をなでることから始めてみてください。お手入れに対する嫌な印象を薄めることができます。

「やめて」のサインが見られたら中止

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どんな猫でも我慢できる時間には限界があるため、嫌な気持ちになる前に終わらせたいところです。耳が後ろに反る、しっぽを大きく振る、人の手を見るなどのしぐさは「やめて」のサイン。これらが見られたら、お手入れをそこで止めるようにしましょう。
病気やケガの予防のためにも、お手入れは欠かせないものです。今回ご紹介した方法はすべてのお手入れに共通するポイントのため、愛猫が苦手意識を抱かないよう、お手入れのルーティーンに取り入れてみてくださいね。
お話を伺った先生/中桐由貴先生(アニマル・ケアサロンFLORA院長 日本ペットマッサージ協会理事)
参考/「ねこのきもち」2019年3月号『「やらなきゃ」には理由がある 病気・ケガから愛猫を守るお手入れ』
文/田山郁
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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