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猫の爪切り あなたと愛猫はどのタイプ? 爪切りスタイル4選

猫の爪切りは、健やかな生活をおくるうえで欠かせないお手入れ。しかし苦手な猫も多いため、なかなかうまくできない飼い主さんもいるでしょう。そこで今回はアニマル・ケアサロンFLORA医院長の中桐由貴先生が、爪切りを成功させるためのアレンジ方法を解説します。

ウトウト中にこっそり切り

ベンガルのジュちゃん
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
抱っこが苦手な猫にまずおすすめなのが、猫がウトウトしている最中に爪切りを行うというもの。
まず横になってまどろんでいる猫の背後に回ります。猫の足の下に手を滑り込ませたら、軽く足を持ちましょう。とくに後ろ足の爪切りに向いている方法です。

覆いかぶさり切り

ミヌエットのラテちゃん
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
抱っこが苦手な猫におすすめのもうひとつの方法が、覆いかぶさり切りです。
まず猫が床にいるときに、太ももで猫の体全体を挟んで固定します。そのまま覆いかぶさるように、前かがみになり、爪を切りましょう。こちらは前足の爪切りに向いている方法です。

バスタオルで目隠し切り

舌が出ているうしまるちゃん
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
爪切りを見るだけで怖がって逃げ出してしまうような猫に向いているのが、この目隠し切りです。
まずバスタオルを猫の顔にかぶせ、爪を切る足のみ出しましょう。あとはそのまま通常どおり爪切りを行います。目隠しすることで恐怖心が軽減する方法です。

2人で手分け切り

スコティッシュフォールドのうにちゃん
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
家族の協力が得られる環境であれば、猫を抱っこする係と、爪を切る係に分けて2人で行ってみましょう。
猫を抱っこする係の人が前足の付け根をしっかり持つと、猫は足を引っ込めにくくなり、爪を切りやすくなります。
猫の爪切りは、猫を膝の上に抱っこして切るというベーシックなスタイル以外にも、工夫次第でさまざまな体勢で行うことができます。とくに抱っこが苦手な猫やビビりな猫の場合は、さまざまなスタイルを試して、愛猫にあったものを見つけてくださいね。
お話を伺った先生/中桐由貴先生(アニマル・ケアサロンFLORA医院長 日本ペットマッサージ協会理事)
参考/「ねこのきもち」2020年10月号『はじめてさんも、きっとできる! 基本をマスター ねこの爪切り』
文/田山郁
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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