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キャットタワーは猫にとってどんなメリットがある? 猫によって好ましいタイプの違いを獣医師に聞いた
高いところを好む猫にとって、キャットタワーはとても魅力的なアイテム。今回はキャットタワーを導入するメリットをはじめ、高さや置き場所の決め方、置くときの注意点などを、ねこのきもち獣医師相談室の原駿太朗先生に教えていただきました。
キャットタワーを置くメリットは?
キャットタワーには次のようなメリットがあります。
・上下運動が十分にできて、ストレス解消にもなる
・柱に麻縄が巻かれているタイプなら、爪とぎ場所にもなる
・棚やカーテンの上など、思いもよらない場所によじ登っていたずらされるリスクが低くなる
・高い場所を好む猫にとって、よいリラックススペースになる
・上下運動が十分にできて、ストレス解消にもなる
・柱に麻縄が巻かれているタイプなら、爪とぎ場所にもなる
・棚やカーテンの上など、思いもよらない場所によじ登っていたずらされるリスクが低くなる
・高い場所を好む猫にとって、よいリラックススペースになる
どれくらいの高さがいい?
キャットタワーには、天井までのハイタワーと、1~1.5m程度のミニタワーがあります。どちらが適しているかは、猫の年齢・性格・環境などによって異なります。
ミニタワーがおすすめなのは?
・子猫:ジャンプ力が発達途上のため、ハイタワーでは落下するおそれがある
・シニア猫:弱った足腰に配慮が必要
・足腰の弱い猫:ハイタワーでは落下するおそれがある
・シニア猫:弱った足腰に配慮が必要
・足腰の弱い猫:ハイタワーでは落下するおそれがある
ハイタワーがおすすめなのは?
・若くて活発な猫:運動量を確保でき、ストレス解消にもなる
・複数飼いの若い猫:みんなで上り下りする遊び場として最適
・太り気味の猫:運動不足解消のための上下運動ができる
・複数飼いの若い猫:みんなで上り下りする遊び場として最適
・太り気味の猫:運動不足解消のための上下運動ができる
置き場所はどこがいい?
キャットタワーに決まった置き場所はありませんが、愛猫の好みや性格に合った場所を選ぶことが大切です。
たとえば、日なたぼっこや外を眺めるのが好きな猫なら窓辺に、飼い主さんが好きな猫なら家族の集まる賑やかな部屋に、マイペースな猫なら人の出入りが少ない静かな場所がおすすめです。愛猫の普段の様子を見て決めてくださいね。
たとえば、日なたぼっこや外を眺めるのが好きな猫なら窓辺に、飼い主さんが好きな猫なら家族の集まる賑やかな部屋に、マイペースな猫なら人の出入りが少ない静かな場所がおすすめです。愛猫の普段の様子を見て決めてくださいね。
安全対策も忘れずに
キャットタワーを設置するときは、猫の安全に配慮することも大切です。以下を心がけましょう。
・横方向にも移動できるよう、家具などで足場をつくる
・飛び降りたときに足への衝撃が少なくなるよう、床にマットやボードを敷く
・ストーブやガラス製品など、飛び降りると危険な物は避けておく
・棚板がツルツルしていると滑ることがあるので、滑り止めのカーペットなどを貼り付ける
・天井突っ張りタイプの場合は、天井に接する部分が大きいか、2本以上の柱で支えられる安定性の高いものを選ぶ
・横方向にも移動できるよう、家具などで足場をつくる
・飛び降りたときに足への衝撃が少なくなるよう、床にマットやボードを敷く
・ストーブやガラス製品など、飛び降りると危険な物は避けておく
・棚板がツルツルしていると滑ることがあるので、滑り止めのカーペットなどを貼り付ける
・天井突っ張りタイプの場合は、天井に接する部分が大きいか、2本以上の柱で支えられる安定性の高いものを選ぶ
キャットタワーは猫にとって魅力がたくさん。さまざまな種類・デザインがあるので、愛猫にぴったりのものを選んであげてくださいね。
(監修:ねこのきもち獣医師相談室 獣医師・原駿太朗先生)
参考/ねこのきもちWEB MAGAZINE『【獣医師監修】キャットタワーの選び方や置き方・猫へのメリットを解説』
文/柏田ゆき
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
参考/ねこのきもちWEB MAGAZINE『【獣医師監修】キャットタワーの選び方や置き方・猫へのメリットを解説』
文/柏田ゆき
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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