猫と暮らす
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時代とともに変化した猫の手術 手術を受けるとき・受けた後に考えるべきことは
ケガが減り早期発見された病気治療が増えた
しかし完全室内飼いが普及したことによりこれらのケガのリスクが減り、飼い主さんが愛猫の異変に気がつきやすくなりました。また、健康診断などで愛猫を動物病院に連れていく回数も増えたため、現在は病気が発見されやすい傾向に。それにともない、とくに泌尿器系の病気や誤食による手術が増えています。
長い入院は猫にとってストレスになることも
しかし、猫は慣れない環境にとてもストレスを感じやすいため、入院の日数はできるだけ短く、可能であれば日帰りの術法が望ましいもの。そのため手術前後は、誰より猫のそばにいてあげられる、飼い主さんによるケアが重要になります。
手術を受けられる状態であることも大切
また、体力と同様に、体調も手術の成功を左右する要素です。不用意なストレスなどで猫が体調を崩さないよう、手術前後はとくに気をつけて様子を見てあげるようにしましょう。
具体的にどうしたらいいの?
手術後は、抜糸がすむまでなるべく安静にさせてください。手術を終えても、傷口がふさがるまで数日かかるもの。少なくとも抜糸までは、激しい遊びに誘うのは控えましょう。また、猫が休める場所をつくり、痛がっていないか、しぐさや表情に注意してください。
参考/「ねこのきもち」2018年6月号『最新情報や気になるワードも 新連載 猫医療の現場から』
文/田山郁
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください
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