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「感染症」から飼い猫を守るために 飼い主が普段からしておきたい3つのこと

感染症とは、ウイルスなどの病原体に感染して引き起こされる「うつる病気」の総称。今回は、そんな感染症から愛猫を守るために、ふだんの生活で飼い主さんがしておきたいことについて、獣医師の弓削田直子先生にお話を伺いました。

予防ワクチンを定期的に接種する

キジトラ猫のヒナちゃん
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
感染症はワクチンで予防できるものもあります。
基本となる3種混合ワクチンは、猫ウイルス性鼻気管炎(猫カゼ)、猫カリシウイルス感染症(猫カゼ)、猫汎白血球減少症に対応。
「猫カゼ」はワクチン接種をしていれば発症しても軽い症状ですみ、猫汎白血球減少症はかなり高い確率で予防効果が期待できます。
それ以外のワクチンは猫の生活環境に合わせ、獣医師と相談して検討しましょう。

室内飼いを徹底する

シャム猫のらいむちゃん
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
感染症は、ノラ猫との接触によって感染してしまうことがほとんどです。そのため、室内飼いを徹底するのはもちろんのこと、脱走させない工夫も必要。
また、ノラ猫と網戸越しに対面しないよう、ノラ猫が近所にいる住居環境の場合は、窓を閉める習慣をつけてください。

ウイルスをもち込まない

茶白猫のはっさくちゃん
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
感染力が強いウイルスの場合は、飼い主さんが外で感染猫や排泄物に触れて、ウイルスを家に持ち帰り愛猫にうつしてしまうおそれもあります。
帰宅後は手洗いを徹底し、靴や洋服は除菌したり洗濯したりして、感染を防ぐよう心がけましょう。
感染症は、くしゃみや発熱などの軽いものから、長期間潜伏して発症すると死に至るものまでさまざまあります。そのため、かからないように対策をすることが愛猫を守る基本。今回ご紹介した内容も、ぜひ実践してみてくださいね。
お話を伺った先生/弓削田直子先生(Pet Clinic アニホス院長)
参考/「ねこのきもち」2018年9月号『重症になりやすいから知っておきたい“アルファベット”感染症』
文/田山郁
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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