猫と暮らす
UP DATE
【調査】猫飼いは飼育費用の値上がりも実感 フードやトイレ砂を選ぶポイントは
そこで、今回は猫用フード・トイレ砂の値上がりに関するアンケート調査を実施。また、フードやトイレ砂の価格による違いや選び方のポイントについて、ねこのきもち相談室獣医師の原駿太朗先生にお話を伺いました。
猫用フードやトイレ砂の値上がりを感じる?
「猫用フードの値上がりを感じますか?」という質問には、86%にあたる229名の方が「値上がりを感じる」と回答。
多くの飼い主さんが、猫用フードの値上がりを実感しているようです。
さらに、「トイレ砂の値上がりを感じますか?」という質問に対しては、74%にあたる208名の方から「感じる」と回答が。フードよりは低いものの、半数以上の方が値上がりを感じているようです。
猫用フードを選ぶポイント!高いフードの方がいいの?
猫用フードの選び方のポイントや、安いフードと高いフードの違いについて、ねこのきもち獣医師相談室の原先生に伺いました。
原先生:
「猫用のフードを選ぶときは、ふだんからドライフードだけでなくウエットフードなども積極的に使ってあげるようにしましょう。食事からも水分を取れることは、猫にとってより良い食事となります。
フードの値段による違いについてですが、価格が高いからといって、いい食事とは言いきれません。
原料の割合として、肉などの動物性タンパクを積極的に使っているフードは質が高く、より高価になる傾向があります」
猫用フードを選ぶときの注意点
原先生:
「どんなフードでも猫によって合う合わないなどがあります。いきなり大きなサイズを買うのではなく、小さなサイズできちんと食べ続けてくれるかなどをチェックしておくといいでしょう」
猫用トイレやトイレ砂を選ぶポイント
原先生:
「トイレのサイズは、一般的に猫のサイズよりも1.5倍以上の大きさものが好ましいとされています。屋根などがついているタイプは砂が飛び散らず便利ですが、怖がって猫が入らなくなってしまうこともあるので注意してください。
猫砂の価格は、質ももちろんですが、ベントナイト、おから、シリカゲルなど素材によって大きく変わります。そのため価格だけでなく、猫がどの素材の猫砂を一番気に入って使ってくれるのかを基準に選ぶようにしましょう」
トイレやトイレ砂を選ぶ時の注意点
原先生:
「トイレを選ぶときは、きちんとした深さがあり、猫がゆったりと入れるだけの大きさがあるか確認してください。
猫砂は、素材や砂の粒の大きさを変えながら、猫のお気に入りを探してあげることからはじめてみてください」
取材・文/清水ゆか
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
UP DATE