1. トップ
  2. 猫と暮らす
  3. 健康・病気
  4. 猫が食べると危険な食べ物
  5. 人にはおいしく健康によくても猫に要注意の食材 気をつけたい春が旬の食べ物は

猫と暮らす

UP DATE

人にはおいしく健康によくても猫に要注意の食材 気をつけたい春が旬の食べ物は

春の味覚は野菜や果物など、季節を感じさせるおいしい食べ物が多いです。しかし、猫にとっては毒になるような食べ物もあります。
今回は、ねこのきもち獣医師相談室の岡本りさ先生に、猫にとって注意が必要な11種類の春の味覚を紹介していただきました。

【春の食材】完全NGは2つ

イチゴに興味津々のちゃけ君
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
・にら
・マンゴー

にらはねぎ科の野菜です。ねぎ科の野菜はほんの少しの摂取でも「ねぎ中毒」を引き起こす危険があります。「ねぎ中毒」を起こすと、下痢や嘔吐、血尿などの症状があらわれ、重篤になると命を落とすこともあります。少し舐める程度でも中毒症状が起こるおそれがあるため、絶対に与えてはいけません。

マンゴーは猫にとってアレルゲンとなりやすい食物です。構内や唇にかゆみや炎症を引き起こすおそれがあるため、与えるのはNGです。

【春の食材】注意が必要は8つ

梅の花を見つめるフクちゃん
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
・トマト
・豆苗
・たけのこ
・しいたけ
・菜の花
・いちご
・メロン

トマトの場合、注意すべきは未成熟の青いトマトです。中毒を引き起こす成分が含まれているため注意しましょう。
豆苗もトマトと同様、猫に有毒な成分が含まれることがあるため、生では与えないようにします。
たけのこは豊富に含まれるミネラルが結石の原因になる可能性があるため、注意が必要です。
しいたけは食べ過ぎると豊富な食物繊維が作用して下痢を引き起こす危険があります。与える場合は茹でて細かく刻んで与えてください。
菜の花は調理の段階で加える調味料が刺激となります。欲しがる場合は、ゆでて刻んだものを味付けせずに与えてください。初めて与える場合は小さじ一杯程度に留めておいた方がいいかと思います。
いちごやメロンも摂り過ぎに注意が必要です。腎臓病を患う猫はいちごの過剰摂取で高カリウム血症を起こす危険があります。メロンは中毒やアレルギーになるおそれが。腎臓病や心臓病を患う猫にはNGの食材です。

【春の食材】適量OKは1つ

車窓に広がる菜の花畑を食い入るように見る小麦ちゃん
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
キャベツは適量、適切な方法をとれば猫に与えてもよい食材です。消化しやすい程度にまで加熱して、細かく刻んで与えます。
初めて与える場合は、大さじ1杯程度に留めておいた方がいいかと思います。フードにトッピングして与えてもよいでしょう。
春の味覚を猫が楽しむには注意が必要です。適量をしっかり把握して、猫の体調を見ながら与えましょう。
(監修:ねこのきもち獣医師相談室 獣医師・岡本りさ先生)
参考/ねこのきもちWEB MAGAZINE『【獣医師監修】猫に与えてはダメな野菜・与えてよい野菜とは? 与える際の注意点も解説』
   ねこのきもちWEB MAGAZINE『獣医師監修|猫に与えてはダメな果物・与えてよい果物とは? 与える際の注意点も解説』
文/小泉美筆
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
CATEGORY   猫と暮らす

UP DATE

関連するキーワード一覧

人気テーマ

あわせて読みたい!
「猫と暮らす」の新着記事

新着記事をもっと見る