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「猫カフェ」に行くときの服装 猫たちのために考えたいルールと流儀

猫と同じ空間で過ごすことができる「猫カフェ」。しかし、守るべきルールが多そうで「気軽に入りづらい……」と感じる人もいるかもしれません。そこで今回は、猫カフェについての基本的な情報や、猫カフェでの選び方、服装のマナーについて、猫写真家・猫研究家の石原さくらさんに教えていただきました。

猫カフェ・保護猫カフェとは?

大きな目で見上げるアメショのこむぎちゃん
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
近年人気を集めている「猫カフェ」。カフェと言っても飲食が目的ではなく、「猫と一緒の空間を楽しむ場所」と認識したほうがしっくりくるかもしれませんね。猫の一部、もしくはすべてが保護猫の場合は「保護猫カフェ」と呼ばれます。

猫カフェでは、猫のモフモフ感を間近で眺めたり、おもちゃを使って一緒に遊んだりして楽しむことがメイン。積極的に触れたり、抱っこしたりできるカフェは多くありません。カフェにいる猫たちを「猫スタッフ」と呼ぶお店もあります。

猫カフェを選ぶポイント

窓辺で日向ぼっこをするみるくくん
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
空間のタイプや設備は?
猫カフェの店内は、和室や洋室などさまざま。個室やこたつがあって、自宅のようにくつろげるお店もあります。
仕事や勉強をしながら猫を眺めたいのであれば、ネット環境や充電スペースがあるところがおすすめ。過ごし方に合わせて選びましょう。

料金システムは?
猫カフェは、滞在時間に応じて料金を設定しているところがほとんどです。相場は1時間あたり800~1500円で、ワンドリンク制というのが一般的です。猫の行動特性や衛生管理の観点から、飲み物以外の食べ物を提供しているお店は多くありません。時間を気にせずにゆったり過ごしたいなら、平日のフリータイムがあるお店がおすすめですよ。

お目当ての猫種はいる?
お店のWEBサイトで猫スタッフを紹介しているところもあるので、猫種にこだわりのある方は事前にチェックを。
ただし、体調や時期によっては必ずしも全匹が揃っていないこともあります。お目当ての猫に会えないこともありますが、次の再会を楽しみにしましょう。

猫カフェにふさわしい身だしなみ

おねんね中の茶トラMIXのチャチャくん
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
最後に、猫カフェに行くときの服装をご紹介します。

靴下を持参すること
猫カフェでは基本的に靴を脱ぐため、靴下を履いて行くか、持参して入店前に履くようにしましょう。入店時に靴を脱ぐ理由の1つとして、靴の底に付着したパルボウイルスなどの侵入を防ぐため、ということが挙げられます。

レースや紐、毛糸の服は避ける
チュールやレースは、猫の爪がひっかかりやすい素材。紐や毛糸は猫の遊び心を刺激してしまいますし、子猫の場合は糸くずを誤飲誤食するおそれもあります。レースや紐がついた洋服や、毛糸のニットや帽子は避けてください。

猫の毛が付きにくい洋服を選ぶ
猫の毛が付いても目立ちにくい、明るめの色の服がよいでしょう。ポリエステルやナイロンのようなサラサラした素材の洋服は、毛が付きにくいのでおすすめですよ。

アロマや香水はNG
猫はニオイに敏感です。また、人と違って猫はアロマオイルの成分を体内で代謝できないため、中毒症状を起こして最悪の場合は死に至ることも。猫を気遣うのであれば、アロマや香水はつけないほうが安心です。
猫カフェは、ほんの少しの知識と気遣いがあれば、誰もが猫と触れ合える素敵な場所です。ルールを守って、猫と一緒の空間を楽しんでくださいね。
参考/ねこのきもちWEB MAGAZINE『【初めての猫カフェ】猫を飼っていなくても楽しめる「猫カフェ」「保護猫カフェ」とは?楽しく過ごすためのマナーも紹介』(監修:猫写真家 猫研究家 石原さくらさん)
文/柏田ゆき
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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