猫と暮らす
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【調査】猫が苦手なお手入れ1位は「爪切り」 嫌がらないコツを獣医師に聞いた
愛猫と長く一緒にいるためにも大切な「日々のお手入れ」。しかし、お手入れが苦手な猫も多く、困っている飼い主さんも少なくありません。そこで今回は、ねこのきもちアプリ内で調査した「愛猫の苦手なお手入れランキング」を発表。また、お手入れのコツについてねこのきもち相談室獣医師の岡本りさ先生にお話を伺いました。
愛猫の苦手なお手入れランキング

アンケート調査の結果、苦手なお手入れランキング第1位は「爪切り」、第2位は「シャンプー・お風呂」という結果になりました。続いて、「歯磨き」「ブラッシング」「耳掃除」となっており、なかにはお手入れと名のつくものは全て苦手だという猫ちゃんも。
愛猫の健康を考えるとしっかりお手入れしてあげたいけれど、ストレスはかけたくない……嫌がる猫のお手入れは難しいところがありますね。
愛猫の健康を考えるとしっかりお手入れしてあげたいけれど、ストレスはかけたくない……嫌がる猫のお手入れは難しいところがありますね。
お手入れが苦手な理由
愛猫がなぜお手入れが苦手なのか、考えられる理由を飼い主さんに聞いてみると、「抱っこが嫌」「足を触られることが嫌い」「じっとしていられない」「拘束されるのが苦手」などの声が見られました。
特に、足や口まわりを触られたくない猫は多いので、お手入れに苦手意識があるのかもしれません。
特に、足や口まわりを触られたくない猫は多いので、お手入れに苦手意識があるのかもしれません。
猫にお手入れは必要?
――アンケートで「抱っこが苦手」「走って逃げる」といった声も多く聞かれました。嫌がる猫に対しても、爪切りやシャンプー、歯磨きといったお手入れは行ったほうがいいのでしょうか?
岡本先生:
「まず、猫においてシャンプーは必須ではないと思います。ブラッシングや爪切り、歯磨きのお手入れはしたほうがいいですが、嫌にならないようにおやつで気をそらしたり、1回の時間を短くこまめに行ったりするのがポイントです」
――では、飼い主さんがやりがちなお手入れのNG行動はありますか?
岡本先生:
「愛猫に対して怒ったり、関節を無理やり伸ばしたり、無理な体勢でお手入れを行ったりするのは、やめてあげてください」
岡本先生:
「まず、猫においてシャンプーは必須ではないと思います。ブラッシングや爪切り、歯磨きのお手入れはしたほうがいいですが、嫌にならないようにおやつで気をそらしたり、1回の時間を短くこまめに行ったりするのがポイントです」
――では、飼い主さんがやりがちなお手入れのNG行動はありますか?
岡本先生:
「愛猫に対して怒ったり、関節を無理やり伸ばしたり、無理な体勢でお手入れを行ったりするのは、やめてあげてください」
猫が嫌がらないお手入れのコツ
――猫がお手入れを嫌がらないためのコツはありますか?
岡本先生:
「大きめのタオルで包んであげたり、洗濯ネットに入れてあげたりするとおとなしくなるコも多いので、一度試してみてもいいでしょう。また先述しましたが、おやつで気をそらしながら、少しずつお手入れするのがおすすめです。どうしても嫌がる場合は、一部のお手入れをサロンや病院におまかせするのもいいかと思いますよ」
岡本先生:
「大きめのタオルで包んであげたり、洗濯ネットに入れてあげたりするとおとなしくなるコも多いので、一度試してみてもいいでしょう。また先述しましたが、おやつで気をそらしながら、少しずつお手入れするのがおすすめです。どうしても嫌がる場合は、一部のお手入れをサロンや病院におまかせするのもいいかと思いますよ」
愛猫の健康を考えると、こまめにしっかりと行いたい日々のお手入れ。愛猫が嫌がらない工夫をしながら、どうしても難しい場合はプロの力を借りることも検討してみてくださいね!
(監修:ねこのきもち獣医師相談室 獣医師・岡本りさ先生)
取材・文/清水ゆか
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
取材・文/清水ゆか
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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