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驚くほど身体能力が高い 猫の「器用さ」について獣医師に聞いた

猫を飼っていると、「猫ってこんなこともできるの!?」と驚くことがありますよね。今回は、「愛猫のすごい特技」についてアンケート調査をするとともに、猫が器用な行動をできる理由を、ねこのきもち獣医師相談室の岡本りさ先生に伺いました。

約7割の飼い主さんが猫の器用さ能力の高さに驚いた経験あり!

猫の能力の高さに驚いたことはある?
※2020年6月実施「ねこのきもちアプリ」内アンケート調査(回答者数 400人)
「猫あるある」に関するアンケートvol.06(ねこのきもちWEB MAGAZINE)
2020年6月に「ねこのきもちアプリ」内で行ったアンケートによると、回答してくれた400名の飼い主さんのうち、約7割(276名)の飼い主さんが、「猫ってこんなこともできるの!?」と驚いた経験があると回答しました。

飼い主さんに聞きました! 愛猫が見せた驚きの得意ワザとは?

すき間から顔と体を出すマンチカン
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
では、飼い主さんたちは、愛猫が見せたどんな行動に驚いたのでしょうか? 愛猫の「すごい特技」や「意外な特技」について伺ったところ、以下のようなエピソードをいただきました。

  • 「ドア、ふすまを開ける」
  • 「体よりも小さな隙間をすり抜けて行く」
  • 「足場が後ろ足くらいのスペースしかなくても、器用に立ち上がって窓の外を見る」
  • 「おやつとゴハンのしまってある引き出しを開ける」
  • 「前足で器用にものをつかむ」
  • 「ひもがついている電気をつける」
  • 「ドアノブを前足で回して開ける」
  • 「猫じゃらしのひもを、イスの脚などに結んでしまう」
  • 「ジャンプ力がすごくて、初めて猫と暮らす私はビックリしました」

思っていた以上の身体能力の高さや器用さを見せる猫たちに、驚いた飼い主さんが多いようですね。

【獣医師解説】猫が器用な行動をできる理由

ボール遊びをするキジトラ猫
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
最後に、猫の器用さについて、ねこのきもち獣医師相談室の岡本りさ先生にお話を伺いました。

――「ドア、ふすまを開ける」「体よりも小さな隙間をすり抜けて行く」「前足で器用にものをつかむ」など、身体能力に関連した特技に驚く飼い主さんは多いようです。猫がこのような器用な行動ができるのはなぜでしょうか?

岡本先生:
「関節の可動域が広く、柔軟性に優れているからです」

――このような器用な行動は、すべての猫ができるのでしょうか? 個体差などがある場合、どういった特徴の猫ができるのか教えてください。

岡本先生:
「すべての猫ができると思います。ただし、短頭種で関節が曲がりにくい猫は、そうではない猫に比べると、少し器用さが目立ちにくいかもしれません」
猫が器用な行動をとれるのは、可動域の広さや柔軟性など、体の構造が関係していたのですね。みなさんの愛猫にも、すごい特技がまだまだ隠れているかもしれません。よく観察して、愛猫の魅力をまた1つ見つけてみてくださいね。
(監修:ねこのきもち獣医師相談室 獣医師・岡本りさ先生)
取材・文/宮下早希
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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