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子猫に多い「甘噛み」いつまで続く? 飼い主調査と獣医師に聞いた対処法

猫の甘噛みとは、飼い主さんがケガをしない程度の軽い噛み方のことをいいます。遊んでいるときなどに、愛猫に突然甘噛みをされて驚いた経験のあるかたもいるのではないでしょうか? 今回は、猫の甘噛みについてアンケートを実施。また、猫の甘噛みについてねこのきもち獣医師相談室の岡本りさ先生に解説していただきます。

愛猫の甘噛み経験者は9割超!

愛猫は「甘噛み」(飼い主さんがケガをするほどではない噛み方)をしますか?
※2023年6月実施「ねこのきもちアプリ」内アンケート調査(回答者数 92人)
愛猫の甘噛みについてアンケート(ねこのきもちWEB MAGAZINE)
今回、ねこのきもちアプリ内で、愛猫の甘噛みについてアンケートを実施しました。甘噛みをするかどうかの質問に対して「よくしている」「たまにする」の「甘噛み現在進行形」との解答は全体の91%という結果に。また、「したことはあるが今はしていない」との解答もありました。

甘噛みはいつまでするの?

甘噛みも可愛い殿くん
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
甘噛みがいつまで続くのかも聞いてみると、8割が継続中。そのほか、1~2才が11%、生後半年くらいが9%と続きました。

甘噛み対策、飼い主さんはどうしてる?

甘嚙みするキジトラの子猫
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
多くの飼い主さんが経験している甘噛み。その対策について飼い主さんに伺いました。

・「その場を離れる」
・「痛くないけれど『痛っ』と言って手を引っ込めます」
・「大げさに痛がるアクションをする」
・「『痛い』と言った後に離れる」
・「泣く」
・「蹴りぐるみを身代わりに進呈したらやらなくなりました」
・「おもちゃを与えている」
・「本気噛みになると『シャー』と言ってみる」
・「多頭飼いになったらしなくなった」
・「好きにさせていたら頻度が落ちてきた」

多くの飼い主さんが「痛い」と言ってみたり、その場から離れたりといった対策をしているようです。
なかには、甘噛みの域を超えているので困っているという声も。また、「可愛いので対策していない」「タオルを巻いてさせている」「猫は悪くない」と受け入れている飼い主さんもいました。

【獣医師解説】甘噛みをする猫の気持ちは? 対処方法も

ごま子ちゃんの甘噛みは控えめ
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
猫の甘噛みについてねこのきもち獣医師相談室の岡本りさ先生に解説していただきます。

――甘噛みをする原因として考えられることと、甘噛みする猫の気持ちを教えてください。

岡本先生:
「嫌だという気持ちを伝えるためだったり、噛んだときの飼い主さんの反応が楽しかったり、構ってほしかったりするときです。また、動きに狩猟本能を刺激されて甘噛みすることもあります」

――甘噛みへの対策として、おすすめの方法はありますか?

岡本先生:
「日常的に根気よく対応することです。甘噛みされたら手を引っ込めたり、その場からいなくなったりしてつまらない状況にする。また、なるべくリアクションをとったり声をかけたりしないで、猫の前ではゆっくり動くなどの方法で対策してください」
甘噛みの対策は、手を引っ込める、その場を去るといった対処で「甘噛みしてもつまらない状況をつくる」ことがおすすめです。ふだんから根気よく対策していきたいですね。
(監修:ねこのきもち獣医師相談室 獣医師・岡本りさ先生)
取材・文/小泉美筆
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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