猫と暮らす
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生まれてまもない子猫を迎えたら、すぐに開始すべき「3つのお世話」とは
授乳期の子猫にすぐ必要な3つのお世話とは
そのため、生後1カ月未満の授乳期の子猫を保護したり、迎え入れたりした場合は、まずは「体温保持」「哺乳」「排泄」の3つのお世話をすることが重要です。子猫が1カ月半を過ぎて自分で食べられるようになるまでは、この3つのお世話を母猫に代わって行ってあげてください。
保護した子猫が衰弱している場合は、動物病院で相談するようにしましょう。
体温保持の方法・注意点
生後1週間くらいの子猫は、まだ自分で体温調節することができず、通常は母猫の体にくっついて体温を保持しています。
母猫に代わって育てる場合は、子猫の寝床を母猫の体温に近い30~35℃に調整して、保温できるようにしてあげてください。室温は24~25℃にキープし、寝床にはペット用ヒーターや湯たんぽなどを入れてあげるとよいでしょう。やわらかい素材のものを寝床に敷いて少し埋もれさせるようにしてあげると、温かく、子猫も安心して眠れますよ。
なお、ペット用ヒーターなどに子猫が直接触れていると、低温やけどをするおそれがあります。タオルで包んだり、段ボール箱の外側に張りつけたりと、子猫が直接触れないよう間接的に使用してください。熱くなり過ぎない機能がついたものを選ぶのも大切です。
人工哺乳の方法・注意点
哺乳するミルクの量は、出生時~4日までは3~5ccの量を1日6~8回、5日~1・2週は6~10ccの量を1日5~6回と、週齢によって異なるので注意してください。
人工哺乳のやり方
排泄補助の方法・注意点
人が行う場合は、ぬるま湯に浸したガーゼで、肛門近くを軽くトントンとたたいて刺激してあげましょう。排便・排尿の補助は、腸の働きが活発になりやすい食後に行うのがおすすめです。
なお、3日以上ミルクを飲まなかったり、排便の補助を行っても便秘が続いたりする場合は、動物病院へ連れていってください。
文/宮下早希
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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