猫と暮らす
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室内飼いの猫にとってケージの設置は必要? ケージのメリットと選び方を獣医師に聞いた
お家のなかでは、猫を自由に行き来できるようにしている飼い主さんが多いかと思います。大きいケージを片付けてしまいたくなりますが、常設することのメリットはたくさんあります。
今回は、猫のケージの必要性やメリット、選ぶ際のポイントをねこのきもち獣医師相談室の岡本りさ先生に伺いました。
今回は、猫のケージの必要性やメリット、選ぶ際のポイントをねこのきもち獣医師相談室の岡本りさ先生に伺いました。
部屋に常設するケージの必要性は?
――猫が部屋で自由に動けるようにしているかたは多いと思います。ケージを部屋に常設しておく必要性はどんなところにありますか?
岡本先生:
「主な必要性には次のようなものがあります。同居猫や乳幼児等と住み分けるため、多頭飼いで食事や排泄を正確に把握したい場合、ケガをしたり体調を崩したりしたときに安静にさせるため、災害時で避難した際はケージで過ごす必要があるためなどです。
また、それらのときのために、ケージ自体に慣れさせておく意味もあります」
岡本先生:
「主な必要性には次のようなものがあります。同居猫や乳幼児等と住み分けるため、多頭飼いで食事や排泄を正確に把握したい場合、ケガをしたり体調を崩したりしたときに安静にさせるため、災害時で避難した際はケージで過ごす必要があるためなどです。
また、それらのときのために、ケージ自体に慣れさせておく意味もあります」
部屋にケージを置くメリットは?
――ふだん使用していなくても、ケージに慣れてもらうことで何か起こったときに安心ということですね。では、部屋にケージを置くメリットを教えてください。
岡本先生:
「先ほどの質問の回答とも重なりますが、不安を感じた際などに安心できる逃げ場所になることや、より安全にお留守番できる、ケージでの生活に慣れておくことができる、などが挙げられます」
岡本先生:
「先ほどの質問の回答とも重なりますが、不安を感じた際などに安心できる逃げ場所になることや、より安全にお留守番できる、ケージでの生活に慣れておくことができる、などが挙げられます」
ケージを選ぶ際のポイントは?
――ケージが部屋にあることのメリットは大きいですね。ケージを部屋に置くとなった場合、どんなケージがよいのか悩むと思います。選ぶ際のポイントを教えてください。
岡本先生:
「トイレと寝床、食器が置けて、上下運動できるように2〜3段になっているものがよいかと思います」
岡本先生:
「トイレと寝床、食器が置けて、上下運動できるように2〜3段になっているものがよいかと思います」
大きくて場所をとってしまいがちなケージですが、ケージに慣れておくと、猫にとっても飼い主さんにとっても、メリットが大きいでしょう。選ぶときのポイントもしっかり押さえ、猫が喜ぶケージを設置してあげてくださいね。
(監修:ねこのきもち獣医師相談室 獣医師・岡本りさ先生)
取材・文/宮田あゆみ
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
取材・文/宮田あゆみ
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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