猫と暮らす
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猫が鳴きながら歩く理由 鳴き声で分かる猫の心理と飼い主がしてあげたい対応
猫が鳴きながら歩き回るのはなぜ?
飼い主さんに何か要求があるとき
ストレスや痛みを感じているとき
鳴き声で分かる猫のきもち
山口先生:
「声色が低い場合は恐怖や警戒、大きな声であれば何かを訴えています。かわいらしい声であれば甘えの気持ちが伺えます。声のトーンや大きさだけではなく、その鳴き方をしているときにする動作や表情もよく観察すると、猫のきもちを知るヒントになるでしょう」
猫が鳴きながら歩き回るときの対処法はある?
ゴハンを食べたのにそれでも訴える場合は“一回気を逸らす”
「規定量のゴハンを食べたのにまだ欲しがって鳴いている場合、それに応じてあげてしまうと『鳴けばゴハンをもらえる』と学習して鳴きがひどくなります。この場合の要求はのまずに、遊びに誘うなどして気を逸らすほうがいいでしょう。
明らかに食欲が増えてしまっている場合は病気が関わっているかもしれないので、受診も検討してください」
猫が要求する前に遊んであげるといい
「鳴いたから構ってあげると、要求鳴きのきっかけとなることがあります。要求鳴きのきっかけを無くすため、愛猫が遊びを要求する前に遊びに誘うことをおすすめします。猫の習性としては、空腹時に遊びたがる傾向がありますよ」
猫がストレスを感じないために飼い主さんができること
「猫にとって快適な環境を作る基本としては、以下5つの柱を参考にしてみてください。以下が守られていない場合は猫が日常的にストレスを感じているかもしれません」
1. 猫にとって安全な場所を作ること
2. 猫にとって重要なトイレ、フード、水、爪とぎ、などを複数用意し、それぞれを離した場所に設置すること
3. 遊びや捕食行動のできる機会を作ること
4. 猫に対して好意的で一貫性のある、予測可能な行動をとること
5. 猫の嗅覚の重要性を尊重した環境をつくること
文/mona
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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