猫と暮らす
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猫の飼い主約1400人の調査でわかった 意外に注意が必要な病気と予防
今回はそのなかから、「これまでに愛猫がかかったことのある病気はありますか?」という調査結果をご紹介。獣医師の小林清佳先生には、回答に上がった病気に関するアドバイスやご意見を伺いました。
※回答した飼い主さんの愛猫の年齢:0~1才(24%)、2~7才(54%)、8~13才(14%)、14才以上(7%)、わからない(1%)
一番多かった回答は……?
愛猫がかかったことのある病気 2~10位は?
「かかったことのある病気」2~10位
- 2位:猫カゼ(28%)
- 3位:結膜炎・角膜炎(15%)
- 4位:膀胱炎(14%)
- 4位:そのほか(14%)
- 6位:尿石症(12%)
- 7位:皮膚炎(皮膚糸状菌症・アレルギー性皮膚炎)(10%)
- 7位:寄生虫症(10%)
- 9位:外耳炎・中耳炎(9%)
- 10位:歯周病(5%)
結果を見た小林先生が解説!
猫カゼは外で暮らす猫によくみられる病気であり、保護猫を迎えた家庭が多いと推測されます。迎えたときは症状がない場合も、環境変化などで発症するケースも。また、猫カゼの症状のひとつである「結膜炎・角膜炎」が続くのも納得の結果となりました。
そして、7位の「寄生虫症」は、すぐに動物病院での治療が必要な病気です。いずれにしても、保護猫を迎えたらまずは受診することを心がけてください。
猫の病気を早期発見するためには、定期的に健康診断を受けたり、食事や排せつの様子を毎日チェックしたりするほか、見た目やしぐさをよく観察することが大切です。
参考/「ねこのきもち」2024年1月号『今年は1427人の健康管理の実態が明らかに! ニャ論調査2024』
文/山村晴美
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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