猫と暮らす
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猫に「監視されている」と感じることがある飼い主は約8割 猫が飼い主を監視する心理とは
また、ねこのきもち獣医師相談室の原駿太朗先生に、猫が飼い主さんを“監視”する心理について解説していただいたので、あわせて参考にしてみてくださいね。
「愛猫に監視されている」と感じることはありますか?
また「愛猫に監視されていると感じることがある」と回答された方に、「どんなときに監視されがちか、どんなふうに愛猫が監視してくるかについて教えてください」と質問をしたところ、さまざまなエピソードがよせられたので、一部ご紹介します。
どんなときに「監視されている」と感じる?
- 「ゴハンの時間が近くなると、行動を監視されてます」
- 「ときどき、部屋に様子を見に来る」
- 「こっそり、お菓子を食べようとしてるときに視線を感じるときがある」
- 「出かけようと身支度や片付けを始めるとき、離れた高い所からジーッと動くほうを見ている」
- 「他のコばかりなでていないかを監視されています」など
飼い主さんを“監視”する猫の心理と対応方法
見つめてくる理由は「要求」や「不安感」
原先生:
「ひとつは、遊んでほしい、ゴハンやオヤツがほしいなどといった、“何かしてほしいことなどがある場合”です。
あとは、自分の縄張りの中で動いているものが気になって観察しているケースや、何か不安を感じていて助けを求めているケースなどが想像できるところかなと思います」
愛猫の気持ちに合わせた対応を
原先生:
「目があったらこっちに向かってくるなど、猫が遊びたそうにしているような場合は、一緒に遊んであげられるととてもよいと思います。
あとは、猫の気持ちとしてはのんびりくつろいでいて、“ただ眺めていただけ”といった雰囲気であれば、あえて構いすぎると嫌がられてしまうこともあるかもしれません。そのような場合には、そのままそっとしてあげるのが得策ではないでしょうか」
取材・文/藤真もとみ
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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