猫と暮らす
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肘置きを使いこなす猫のギモンについて獣医師に聞いた
この姿を見た飼い主さんは「文豪かっ!!」とツッコミをいれていました。
思わず笑顔になってしまうユニークなくつろぎ方に、フォロワーからも「王者のような貫禄」「エレガントだわ~」「ワインが似合いそう」などの声が集まっています。
この出来事について、詳しく聞いてみた!
飼い主さん:
「この大きめの爪とぎを購入したときから、きっちり肘置きを把握して使いこなしていました。もともとソファーの上でもクッションを使ってくつろいでいます」
肘置きを使いこなし、どっしりと構える姿はかっこいいですね!
ろっくんのこのようなくつろぎ方を、飼い主さんは普段もよく見かけるのだそうです。
飼い主さん:
「このようにくつろぐ姿勢は、普段からよくします。初めて見たときは、偉そうに座ってるなーと思いました。すぐ家族を呼んで、みんなで見て笑っていました」
【獣医師解説】肘置きを使いこなす猫
――ろっくんは、文豪のように肘置きを使いこなしているそうです。これは猫の習性なのでしょうか。
原先生:
「ろっくんが肘置きを使いこなしているのは、猫の一般的な習性というよりも、ろっくんの個性と表現するほうが正しい気がします。猫は居心地のよい場所を見つけるのが得意なので、肘置きのような高さや安定感のある場所をリラックスするために選ぶことがあります。少し視線も上がって周囲を見渡しやすくなるところも気に入っているのかもしれないですね」
――肘置きを使う猫に特徴はあるのでしょうか。
原先生:
「好奇心が強く、周囲を観察するのが好きな性格の猫によく見られる行動だと思います。また、猫の特徴ではなくなってしまいますが、特定の場所を好む場合は、その場所が猫にとって非常に安心できるということなのだと思います」
(監修:ねこのきもち獣医師相談室 獣医師・原駿太朗先生)
取材・文/岩井まどか
※この記事は投稿者さまに取材し、了承の上制作したものです。2024年9月時点の情報であり、現在と異なる場合があります。
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