猫と暮らす
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大多数の猫はキャットタワーが好き? 調査結果を獣医師の解説つきでご紹介!
今回は、その調査結果とともに、ねこのきもち獣医師相談室の原駿太朗先生に伺った、キャットタワーの必要性などについてご紹介します。
また、アンケートにご協力いただいた飼い主さんにキャットタワーにまつわるエピソードを伺ったところ、さまざまな回答がよせられましたので一部ご紹介します。
キャットタワーにまつわるエピソード
- 「キャットタワー大好き! 休憩場所、パトロールポイント、ハッスルタイムの運動場、爪とぎポイント……あげたらきりがありません」
- 「飼い主が留守になると必ずタワー最上段で横たわっている。(ペットカメラで監視しても数時間動かない、まるで静止画)」
- 「天井までの高さがあるキャットタワーがありますが、一番上が愛猫2匹ともお気に入りで、ポジション争いがたびたび起こり、見ているとヒヤヒヤします」
- 「ふだんはキャットタワーの最上部でゴロゴロしていますが、かまってほしいときはキャットタワーの隠れ家的な部分に入って、探してもらえるのを待っています」
こんなエピソードも!
- 「冬場はキャットタワーに設置しているハンモックに入り“ニャルソック”をして、気が済んだらそのまま丸まってお昼寝します。夏は暑いのかまったくハンモックを使いません」
- 「冬場は暖かい空気が上にいって居心地がよいので愛猫たちに人気ですが、夏場は全然使いません……」
- 「外の眺めがよい場所に置いてあるのですが、気が向いたときくらいしか登っていません。初めての猫なので、猫はキャットタワーで昼寝するものだと思っていましたが、昼寝はもっぱらカラーボックスの上、夜は私のベッドです」
- 「キャットタワーは大好きなクローゼットの上部に上がるためのステップとしか考えてないようです」
【獣医師解説】猫を飼うときキャットタワーは必要?
――猫を飼う際、キャットタワーは必ず用意したほうがよいのでしょうか?
原先生:
「基本的には、室内飼育のほぼすべての場合で、キャットタワーはあったほうがよいと思います。猫は高い場所から周囲を眺めることを好みますので、そういったことを家の中でしやすくしてあげるためにも、キャットタワーは必要でしょう」
――愛猫がキャットタワーに登らない場合、どのような理由が考えられますか? また、どのような工夫をすれば、愛猫はキャットタワーに登ってくれるのでしょうか?
原先生:
「怖がりな性格の猫だと、キャットタワーの上などの開放的な環境よりも、ベッドの下など周りが囲われている環境のほうが安心できる場合があります。
無理に登らせる必要はないと思いますが、キャットタワーの置いてある場所から、家の中や窓の外などが見やすい状況か、また、キャットタワーの段差は登りにくくないかなどを確認してみるとよいでしょう」
取材・文/長谷部サチ
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性がない場合もあります。
※記事の内容は2024年8月時点の情報です。
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