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いないと思ったら隠れていた? 猫がカゴやカーテン裏に入る理由

「愛猫の姿が見えない」と思って捜したら、猫用の居場所ではない場所に潜んでいることがありますよね。猫が好んで入っている場所には、猫にしかわからない魅力があるのだとか。“衣装ケース”“カーテン裏”“洗濯カゴ”に猫が入る理由を、愛玩動物看護師の小野寺温先生に教えていただきました。

衣装ケースに入るのは「目新しい箱」だから

スコティッシュフォールドのまるちゃん
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
衣装ケースやスーツケースのなかは、ふだんあまり目にする機会のない貴重な場所。そんな珍しさもあってか、猫はなかに入ってみたいという好奇心がより一層引き立てられるようです。
また、猫は自分の身を守るために、四方が囲われた場所に身を隠す習性が。そのため、箱型のものに入ると落ち着くのでしょう。

カーテン裏は「観察や休憩ができる」から

アメリカンショートヘアのそらくん
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
猫がカーテンの裏に入るときは、朝と夜で異なる理由が考えられます。朝は日光や外のニオイを楽しみながら、外猫や鳥を観察する時間になっているでしょう。一方、夜はどちらかというと、薄暗いところで1匹でまったりと過ごしたいときに、休憩する場所として入ることが多いのかもしれません。

洗濯カゴは「お日さまのニオイがして温かい」から

ロシアンブルーのブルーくん
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
洗濯物を入れたカゴに猫が入るときは、日光のニオイと温かさが気になっているのかもしれません。
洗濯カゴは猫にとってジャストサイズのものが多く、そのうえ“服”という布製品がたっぷり入っているので、猫のためにつくった“ハウス”のようなもの。その布も日光を浴びて温かく、お日さまや外のニオイがついていたりすると、家のなかにあれば気になってしまうのでしょう。
猫が選ぶ居場所には、猫の興味をひく魅力があることがわかりました。もし愛猫が衣装ケースや洗濯カゴなどでくつろいでいたら、ふだんは感じる機会がないニオイや温もりに包まれて、新鮮な刺激を楽しんでいるのかもしれません。
お話を伺った先生/小野寺温先生(帝京科学大学講師 愛玩動物看護師)
参考/「ねこのきもち」2023年9月号『今日もなぜかあそこに 入っちゃってる猫。』
文/小崎華
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性がない場合もあります。
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