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イカ耳!?ヒゲ、ピーン!?猫との距離感大切です!愛猫を「抱っこ好き」に変身させよう!

猫にとっての心地いい距離感とは?

まいにちのいぬ・ねこのきもち
いつでも抱っこさせてくれる甘えん坊猫もいれば、ちょっと遠くから覗いてくるツンとした猫もいますよね。猫には「この人ならここまで近づかれても大丈夫」と感じる、一定の距離感があります。ようは「縄張り」ですね。猫も人と同様、親密な関係であればあるほど相手との距離感は近くなります。

もし愛猫がいつもあなたのそばに寄り添ってくれているのなら、飼い主さんのことを信頼しきっている証拠。愛猫に飼い主さんのそばは「心地が良い」と感じてもらえれば、自ずと距離は縮まるはずですよ。それでは、愛猫との距離を縮めるコツをご紹介します。

猫の「近づかないでサイン」を読み取ろう!

まいにちのいぬ・ねこのきもち
愛猫に以下のような様子が見られたときは要注意。むやみに抱っこしてしまうと不快に感じ、抱っこされるのが苦手になってしまいます。

・耳が後ろに反り返る「イカ耳」になっている。
・ヒゲが張っている。
・しっぽで床をバシバシ叩いている。
・体がこわばっている。

特に耳やしっぽには猫の感情が表れやすいので、注意深く確認しましょう。無理に触れたり抱っこしたりすると猫との関係が悪化し、距離を取られてしまうかもしれません。猫のサインを見て上手にスキンシップをはかりましょう。

猫との距離を縮めるには?

まいにちのいぬ・ねこのきもち
なかなか抱っこさせてくれない猫ちゃんには、飼い主さんに近づきたくなるきっかけを作って、距離を縮めていきましょう。

ニオイを嗅がせる

飼い主さんの指のニオイを嗅がせ、鼻先やアゴをなでてあげます。「もっとなでて欲しい」と猫が感じてくれれば、距離が縮まります。

かまって欲しいと思わせる

猫のそばで新聞を読んだり洗濯物をたたんだりすると、外のニオイや新聞の音に反応してそばに寄ってくることも。パソコンで作業をしているときに近づいてくることもあるので、そのまま作業を続けてみましょう。愛猫に「もっとかまって欲しい〜」と思わせてみてください。

優しい目で警戒心を減らそう

猫がそばにいるときに、そっと目を細めてゆっくりまばたきをしてみましょう。人への警戒心が薄れて、もっと近づきたいと感じるようになってくれます。飼い主さんとの距離に慣れてくれば、あこがれの抱っこまでもう一歩です。

猫の好きな抱っこはどんな抱っこ?

まいにちのいぬ・ねこのきもち
愛猫との距離が縮まって猫から飼い主さんに近づいてきたら、そっと包み込むように両腕で抱っこしましょう。力を入れすぎると「拘束される!」と感じてしまい、抱っこが苦手になってしまいます。または優しく声をかけながら、愛猫が撫でられると喜ぶ部分をそっとなでてあげましょう。気持ちが良いと「また撫でて欲しい!」と感じ、自分から寄ってきてくれるようになります。

猫を見るとつい触りたくなりますが、「抱っこしたい」と思う欲求はまず置いておき、愛猫から近づいてきてくれるまで辛抱強く待ちましょう。そうすると、愛猫から飼い主さんに「近づきたい」と感じてくれるようになり、自然と抱っこさせてくれるようになるでしょう。
猫は、人との心地の良い距離感を大切にする動物です。たとえ今抱っこができなくても、猫は飼い主さんのことが大好きです。めげずに少しづつ距離を縮めて、あこがれの抱っこデビューを目指しましょう!
出典/「ねこのきもち」16年1月号『しあわせセンチを測ってみよう』(監修:帝京科学大学助教 動物看護師 小野寺 温先生)
文/tu-ca
※写真はスマホアプリ「まいにちのいぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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