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猫の甘噛みはしつけたほうがいいの?甘噛みする理由と対処法を伝授!

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愛猫によく甘噛みされるけれど、甘噛みだから大丈夫などと安易に考えていると、甘噛みがクセづいてしまい、思わぬ怪我に繋がることも。今回は、猫が甘噛みする理由と、甘噛みのやめさせ方についてご紹介します。

甘噛みってしつけた方がいいの?

まいにちのいぬ・ねこのきもち

子猫が甘噛みをするのは母猫に甘える愛情表現のひとつで、本能的なものだと言われています。甘えたいときや遊んで欲しいなどの気持ちの表れから、飼い主さんを甘噛みすることがあります。「自分に甘えてきているのだな〜」と思うと愛らしく痛みもさほどないので、「そのままにしてもいいのでは?」と思ってしまいますが、大きくなるにつれて噛む力もついてくるので、大きな怪我につながることもあります。

もしきょうだい猫がいれば、生後3ヶ月頃から狩りの真似事をし始めます。そこで噛む力の加減や噛まれると痛みがあることを学んでいくため、特にしつけしなくても次第になくなっていくでしょう。またきょうだい猫がいると猫同士で遊べるので、退屈することなくストレスも発散でき、攻撃的な行動も減らせます。もし一匹しか飼っておらず甘噛みがひどい場合や、きょうだい猫がいても甘噛みが治らない場合は、対策を取ってエスカレートしないようにしつけていく必要があります。

甘噛みシーン①遊んでいる時

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遊んでいると猫も夢中になり、興奮して飼い主さんを噛んでしまうことがあります。猫にとって、じゃらしおもちゃで遊んでいる最中は、狩りをしている気分とほとんど同じ。狩猟本能が刺激されてしまい、おもちゃだけでなく飼い主さんもターゲットになってしまうのです。

また、おもちゃではなく手を使って遊んでいると、飼い主さんの手を獲物のように錯覚し、狩りを行うように甘噛みをしてしまいます。子猫の時期は可愛くついつい手で遊んでしまいがちですが、クセがつくと成猫になっても手をおもちゃと思ってしまうので、子猫のうちから気をつけておきましょう。

オス猫が突然甘噛みをするようになった場合は、性的な本能が原因かも知れません。オス猫は交尾のとき、メス猫の首を軽く噛んで動きを止めます。これを「ネックグリップ」と言います。去勢すると交尾をすることはないのですが、飼い主さんと遊んでいるときなどに気持ちが高ぶると、ネックグリップの名残から甘噛みしてしまうことがあるようです。

甘噛みシーン②スキンシップ中&お世話

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スキンシップ中に甘噛みされると、「もしかして嫌われているのでは?」と感じる飼い主さんもいるかもしれませんが、先程も述べたように甘噛みは猫の「愛情表現」のひとつです。ときに飼い主さんに撫でられて気持ちよくなって、お返しのつもりで甘噛みすることもあるでしょう。

その一方で、スキンシップに不満を持っていて甘噛みすることもあります。最初は気持ちよさそうにしていたのに、長時間撫でられていたり、撫でられたくない場所を触られたりすると甘噛みしてしまうのです。飼い主さんからすると突然噛まれたと感じるかもしれませんが、理由なく噛んでいるわけではないので、愛猫の気持ちを考えながら適度なスキンシップをしてあげましょう。

また爪切りや耳掃除、歯磨きなどお手入れ中に甘噛みされてしまうのは、「もうやめて」の合図です。猫は基本的に拘束されるのを嫌う動物なので、お手入れはなるべく拘束する時間を短くして、身をよじらせた場合はすぐに離してあげましょう。

甘噛みシーン③その他

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眠いとき

眠いときに甘噛みしてくるのは、飼い主さんに甘えたいからでしょう。噛み方を加減できるのであれば、甘えさせてあげるのも良いかも知れません。エスカレートするようならば、噛んでくる場所を隠すなどして対応しましょう。

歯がかゆいとき

生後2〜3か月頃は乳歯から永久歯に生え変わる時期で、歯が生えるむずがゆさから甘噛みをすることがあります。歯が生え変われば自然に治まるでしょう。

甘噛みをやめさせるには?

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猫は犬と違ってしつけをするのは難しく、特に悪い行動を取ったときに、叩いたり手を顔の前に出したりなどの行為は、猫との信頼関係が崩れてしまうため逆効果です。エスカレートしてしまいそうな場合は、以下の方法を試してみましょう。

無視する

無視をすることで、甘噛みをやめさせられる場合もあります。叱ると本能を刺激してしまい、かえって攻撃的になることもあります。特にかまって欲しいアピールの場合は、甘噛みされて飼い主さんが叱ったとしても「相手をしてくれた!」と勘違いしてしまうことがあるのです。叱ると飼い主さんへの不信感が増すだけですし、名前を言って叱ると信頼度がなくなってしまいます。

無視してもエスカレートするようなら、その場から離れて興奮を抑えるようにしましょう。別の部屋に移動するのも効果的。猫は「噛んだら飼い主さんがいなくなり、遊んでもらえなくなる」と覚えるので、甘噛みしなくなる場合もあります。

大きい声を出す

「痛い」と大きい声を出してビックリさせるのも効果的です。

先程も述べたように、きょうだい猫がいれば遊びながら噛まれる痛みを覚えていきますが、噛まれたことのない猫は痛みを知らずに甘噛みしてしまうので噛みつかれたら、対象をおもちゃに差し替えるのもひとつの手です。

遊び時間を増やす

遊び足りない不満から飼い主さんを甘噛みしてしまうことがあるので、一日に数回、10分程度の遊びをするようにすると狩猟本能が満たされ、甘噛みも減るでしょう。前述のように、この時飼い主さんの手では決して遊ばないようにしてください。

甘噛みは猫の本能の一つなので無理にやめさせるのは難しいですが、クセになってしまうとエスカレートして、大きな怪我につながってしまうことも。猫が甘噛みする気持ちを汲み取り、適切な対策をしていきましょう。

ねこのきもち WEB MAGAZINE「【シーン別に解説】猫が噛む前のサインって?噛まれないための対策!」

獣医師が答えるQ&A(しつけ)

出典元/『ねこのきもち』17年3月号「噛む・引っかくされる前にできること」(監修:村田香織先生)
    『ねこのきもち』WEB MAGAZINE「獣医師が答えるQ&A」
監修/ねこのきもち相談室獣医師
文/tu-ca
※写真はスマホアプリ「まいにちのいぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。

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