猫と暮らす
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愛猫と強い絆で結ばれていたい!ポイントは日々のコミュニケーションの仕方?|獣医師解説
【調査】約7割の人が、愛猫と絆が深まったと感じた出来事がある!
飼い主さんたちは、どのようなときにそう感じたのでしょうか? 愛猫と絆が深まったと感じたエピソードについて、飼い主さんたちに話を聞きました。
少しずつ距離が縮まったと感じたとき
- 「うちに迎えて1年経っても誰にも抱っこをさせてくれなかったのに、ようやく自分には抱っこをさせてくれるようになった」
- 「保護猫ちゃんが、お腹を出してぐっすり眠っている姿を見たり、のどをゴロゴロ鳴らしたりしたとき」
- 「とても臆病で、常に距離をとっていたコが隣で寝るようになり、膝に乗って寝てくれたときは嬉しくて泣きそうになりました」
- 「野良だった愛猫を保護したので、膝で寝てくれるまで4年半かかったけど、今はテレビを見てくつろいでいると必ず膝に乗って寝てくれるようになり、絆が深まり信頼されていると嬉しく感じる」
- 「成猫になってから引き取った保護猫。家に来てから1カ月ぐらいは全然触らせてくれなかったのに、今では毎日マッサージと毛づくろいのおねだりをしてきます♪」
甘え下手だったコが……
- 「基本甘えたではないのですが、寝っ転がって振り向きながらなで待ちしてるときや、誘導し振り向きながら歩いて『なでてもいいよ♪』オーラを出したとき」
- 「甘え下手な愛猫が甘えてくれたとき」
- 「甘えるのが下手だったのに、何度も『甘えていいねんで!』って声をかけていたら、今では自分から家族全員の胸でゴロン! お気に入りは首マフラー状態です」
私だけに……
- 「嫌がっていた爪切りをさせてくれるようになったとき。少し嫌がっている感じはあるものの、私に身を任せるようになった」
- 「愛猫が病気になって入院し退院したあと、先生から『薬を口から飲ませられるのは、信頼関係がしっかりできているからだ』と言われた。入院中はスタッフの方々も飲ませるのに苦労したと聞き、私のことだけを信頼してくれてるのだと思い、とっても嬉しかった」
愛猫の体調が悪かったときに……
- 「愛猫の体調が悪かったとき、大丈夫かなと思いつつ急いで仕事から戻ると、ゆっくりゆっくりと、いつものように玄関まで迎えに来てくれました。その姿を見たときに、健気すぎてバーッと涙があふれました」
- 「猫の具合が悪くて入院したことがあったのですが、毎日様子を見に行くたびに甘えるようになり、退院する日に迎えに行ったら、すごく安心した顔になっていました。それ以来、信頼してもらえているなと感じるようになりました」
ほかにも!
- 「瞬きをしたら、猫も瞬きをして返してくれたとき」
- 「寝るときに『おいで』と声をかけるとついてきて、一緒に寝るようになった」
- 「単純ですが、鼻チューしてくれた。『おいで』と言ったらついてきてくれた」
- 「里親募集で出戻りと聞いて、何か嫌な目に遭ったんじゃないかと心配で、『我が家は安心だよ』と寝かしつけを毎晩していた。おとなになった今でも、寝かしつけていたポーズが一番落ち着くみたい」
- 「今まであまり鳴かなかったコが、遊びたい、甘えたい、お腹空いたなど、かわいく鳴いて意思表示をするようになった」
- 「初めて雷が鳴ったときに怖がって、私の足の間に逃げて来たのを見て『ここにいるよ』と声をかけてあげた日以降、怖いときは飼い主にべったりの甘えん坊です」
- 「名前を呼んで、来てほしい位置を叩くと、高確率で来てくれるようになったこと。感動しました」
【獣医師解説】愛猫と絆が深まるコミュニケーション
「愛猫との絆が深まる日常の体験としては、次のようなものがあるといえるでしょう。
・なかなか甘えてこなかった愛猫の甘えているサインに飼い主さんが気づき、それに応えられたとき
・飼い主さんの呼びかけに愛猫が応えてくれるようになったとき
一方で、下記のようなコミュニケーションは、愛猫との関係性の悪化に繋がり逆効果だといえます。
・愛猫が嫌がっているお世話を、ごほうびなどの見返りなしに長時間おこなう
ねこのきもちWEB MAGAZINE『「猫飼いあるある」に関するアンケートvol.11』
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください
取材・文・構成/柴田おまめ
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