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猫も「歯ぎしり」する! 放置しておくとよくないワケとは…

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キリキリキリ……

音のほうに目をやると、愛猫が歯ぎしりをしていた! なんて経験はありませんか? 

もしかして病気の心配もあるのでは……と、いざ愛猫が歯ぎしりしているのを見ると、気になってしまいますよね。

今回、ねこのきもち獣医師相談室の先生が、猫の歯ぎしりについてくわしく解説します!

気をつけてあげたい猫の歯ぎしり

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猫も歯ぎしりをすることがあります。ただの癖であったり、ストレスによるものもあるようですが、気をつけてあげたいのは「口腔内の違和感や異常によるもの」でしょう。

こんな症状……ないですか?

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口腔内の違和感だと、歯に異物が挟まっているほか、以下のような疾患も考えられます。

□歯がぐらついて抜けそうで違和感を感じている

□歯肉炎

□歯周病

□口内炎


歯ぎしりのほかにも気をつけたい症状

口腔内疾患の場合は、歯ぎしりだけなく同時に……

□強い口臭

□よだれ

□柔らかい食べ物を好むようになる

□歯石沈着

□口腔内や歯肉の赤み・腫れ



などが見られることがあります。

歯ぎしりは、動物病院で診てもらうべき?

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歯肉炎や歯周病、口内炎などの口腔内疾患が原因で歯ぎしりをするようになった場合は、動物病院で治療を受けたほうが望ましいです。

疾患の原因や症状にもよりますが、飼い主さんができることとしては口腔内を清潔に保つために歯磨きを練習し、毎日行ってあげるとよいでしょう。

小さい頃からの歯磨きトレーニングも重要ですが、動物病院などで歯のブラッシング指導を受けてもよいでしょう。

愛猫の歯の健康のために、日頃から飼い主さんができること

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日常生活では、歯のブラッシングやデンタルケアに加えて、定期的に愛猫の口の中をチェックし、いつもと違うところ(赤みや腫れ、口臭が強くなっていないかなど)がないか見てあげることが大切です。

異常を見つけた場合や心配な点があれば、動物病院に相談しましょう。

また、動物病院では口腔内を定期的にチェックしてもらい、必要に応じて歯石除去などの口腔内クリーニングをしてあげるとよいと思います。

(監修:いぬのきもち・ねこのきもち獣医師相談室 担当獣医師)
※写真は「いぬ・ねこのきもちアプリ」にご投稿いただいたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
取材・文/sorami
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