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コミュニケーションをとりながら、愛猫のお顔回りをキレイにしよう!

お部屋の中で飼われている猫は、目や耳などの顔のパーツが汚れやすいもの。しかし、お手入れをするとなると嫌がってしまう猫も多いですよね。今回は、お顔回りのお手入れをコミュケーションのひとつに変えて、リラックスしながら簡単にキレイにする方法をご紹介します。

お顔はモミモミしながら拭こう

顔をタオルで拭いてもらっている猫
下準備として、タオルの反面に洗い流さないタイプのドライシャンプーを、しっとりする程度を目安にまんべんなく吹き付けておきます。ドライシャンプーを直接猫の体にかけないので、怖がりにくくなりますよ。
準備ができたら、シャンプーを吹き付けた面で頭や頬を拭いていきます。このとき、タオルの中で手をモミモミするようにマッサージしながら拭くことがポイントです。猫が気持ちよさそうな顔をしているか、確認しながら拭いてあげてくださいね。

拭く前にこんなコミュニケーションを♪

拭く前にはまず、猫をひざにのせてスキンシップをしましょう。猫の喜ぶところを中心になでてあげてくださいね。タオルをそばに置いておけば、お手入れに移行しやすいですよ。

目やにはじんわり温めて取ろう

目やにを拭かれている猫
38℃〜39℃くらいのぬるま湯とコットンを用意します。お湯でコットンを湿らせたら、ぎゅっと硬く絞っておきましょう。
乾燥してこびり付いた目やには、ゴシゴシこすると粘膜を傷つけてしまう恐れがあります。湿らせたコットンを目元の汚れに数秒間あててみてください。じんわりと温まり、汚れがふやけるので取れやすくなりますよ。

拭く前にこんなコミュニケーションを♪

猫がのんびりくつろいでいるときに、そっと後ろから抱え込みます。顔のまわりをなでながら、ゆっくり体を密着させてコミュニケーションをはかりましょう。

耳は自然に届く範囲だけでOK

後ろから抱えられて耳掃除されている猫
目元のお手入れと同様に、耳の掃除もぬるま湯で湿らせて硬く絞ったコットンを使います。
猫の耳をめくって、内側の汚れを拭きましょう。猫の耳の内側は凹凸が多く複雑な構造なので、自然に届く範囲だけを拭き取ればOKです。耳の汚れは脂っぽいので、ふやかすよりも拭い取るイメージでお手入れすると◎。
耳の掃除を始めるときも、背後からそっと抱え込んでスキンシップを楽しみながら、猫がリラックスしているときに行ってくださいね♪

綿棒を使う場合は・・・

綿棒で耳掃除をするときは、絶対に奥まで入れないようにしてください。綿棒の先端をぬるま湯で濡らして絞ったら、溝に溜まった汚れをそっと取ります。違和感からかき壊してしまう恐れがあるので、やり過ぎには十分気をつけましょう。
ぬるま湯を使うことが、猫に優しいお手入れのポイントです。冷水に比べて刺激が少ないので、猫の負担を減らすことができますよ。猫が気持ちよさそうにリラックスしている間に、手早く終わらせてあげましょう。
参考/「ねこのきもち」2018年2月号別冊『丸ごとハッピーお手入れBOOK』(監修:聖母坂どうぶつ病院 獣医師 鵜飼佳実先生)
文/ishikawa_A
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